名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

SS5-3 相矢倉37銀戦法(9)

後手からの有力変化があります。「加藤流」で始まって 73銀46銀 75歩同歩同角 45歩37銀を入れないのはどうか。55歩同歩58飛 先手は中央からの反撃を目指します。64銀55銀同銀同飛 角取りと51飛成があります。84角ではおとなしすぎるので、74歩くらいで先手ペ…

SS5-3 相矢倉37銀戦法(8)

この図から、94歩が最善で、46歩同歩同銀 45歩37銀74銀48飛86歩同銀73桂以下は先手が指せそうでした。後手が45歩を打たない場合について調べます。74銀37桂73桂 先手が先に攻めることになります。解説 (実戦例) は35歩同歩55歩ですが、AIに聞くと、36歩では…

第267回名将戦(2) 結果速報

本日は第267回名将戦(2)を開催しました。結果速報です。 8組優勝 本郷聰弘さん 9組優勝 村瀬明彦さん 10組優勝 平山一郎さん 川島保國さん 大野清さん 11組優勝 木村克司さん 金田輝行さん 優勝された方々、おめでとうございます。 参加された皆様、ありがと…

SS5-3 相矢倉37銀戦法(7)

手順のおさらいは何回か書いたので この図からでよいでしょうか。後手番で、62銀と74銀はうまくいかず、94歩の様子見に46歩同歩同銀 45歩37銀74銀 48飛86歩同銀73桂 45飛55歩同歩85銀 昨日はこの図まで進めました。所司先生の解説にあるのは75銀だけで、75同…

第268回名将戦(1)結果速報

今日は第268回名将戦(1)を行いました。結果速報です。 1組優勝佐藤優樹さん 2組優勝 成田広文さん 3組優勝 桜井秀哉さん 八木正行さん 4組優勝 斎田賢治さん 5組優勝 柿田昌美さん 6組優勝 天野一雄さん 優勝された方々、おめでとうございます。 参加された…

SS5-3 相矢倉37銀戦法(6)

「加藤流」で始まって 73銀46銀 75歩同歩45歩 37銀75角76歩 64角に25歩 丸山流62銀はうまくいかず、74銀も指しにくい。ということで後手の最善手は94歩の様子見です。先手は46歩同歩同銀 後手は45歩を打つかどうかで岐れますが、37銀74銀 先手は1手パスです…

SS5-3 相矢倉37銀戦法(5)

「加藤流」で始まって 73銀46銀 75歩同歩45歩 37銀75角76歩 64角に25歩 丸山流62銀はうまくいきませんでした。理想形に近づく74銀のほうが自然なのですが、どうもこれがまずいので丸山流が考案されたというのが経緯です。 74銀に46歩 46同歩には同角が正しい…

SS5-3 相矢倉37銀戦法(4)

手順のおさらいです。「加藤流」で 73銀46銀 75歩同歩45歩 37銀75角76歩 64角に25歩 丸山流62銀に46歩同歩同角 46同角同銀45歩37銀 53銀に75歩 73歩もあるけれど、55歩同歩44銀右54歩 54同金74歩64金24歩 24同歩に25歩同歩24歩 14歩25飛23歩・・・と受ける変…

SS5-3 相矢倉37銀戦法(3)

「加藤流」で 73銀46銀 75歩同歩45歩 37銀75角76歩 64角に25歩 ここまで来ました。62銀は丸山流、丸山忠久先生が指し始めた手です。46歩同歩同角 角ではなく銀で取り返しても45歩で追い返されるので面白くないです。さてどちらから角を交換するかですが、後…

SS5-3 相矢倉37銀戦法(3)

「加藤流」から 73銀46銀 75歩同歩45歩 37銀75角76歩 角の引き場所は、消去法にはなりますが64角が正着です。ここからが今日の話です。 46歩はどうか。 46同歩に対して同銀と同角に岐れます。46同銀には45歩が良く(74銀37桂45歩同桂42銀25歩44歩では評価値は…

SS5-3 相矢倉37銀戦法(2)

加藤流から始まって 73銀46銀 75歩同歩45歩 37銀75角に76歩 プロは悔しいのでこういうおとなしい応対はしないものですが、この場合は正着です。この歩は後で打つことになるでしょうから。この局面を「加藤流」と呼ぶ人もいるようです。もちろん加藤一二三先…

SS5-3 相矢倉37銀戦法(1)

新しい項目で37銀戦法を検討します。定跡本としては、所司先生の「東大将棋矢倉道場第3巻37銀」を使います。 この「新24手組」から、37銀64角 35歩同歩同角の筋を防ぐために後手の64角は必須でした。68角43金右79玉31玉88玉22玉 46銀37桂型ではここで46銀と…

SS5-1 相矢倉46銀に45歩反発型(19)

先手の工夫をもっと考えてみます。 78金を保留するのは「(矢倉の)早囲い」と呼ばれます。31角68玉44歩78玉74歩37銀64角46銀 45歩37銀43金右46歩同歩同角 この図の評価値は+45、角交換には強いので良い感じです。手将棋ですが先手が指しやすくなるのでしょう…

SS5-1 相矢倉46銀に45歩反発型(18)

先手が手を省くという工夫を掘り下げてみます。 67金右を保留して37銀としました。後手はまだ44歩を突いていないので、64角46銀44歩37桂 46銀37桂型ができました。先手としては満足のようですが、AIに聞くと、42銀26歩33桂38飛43銀 なんと雁木に組み替える構…

SS5-1 相矢倉46銀に45歩反発型(17)

気になることがあったので、45歩反発型に戻ってもう少し。 森内先生の本に少し書いてあったのですが 後手陣の形が違いますが (41玉94歩の形) 、ここで銀を出るとどうか。45歩37銀53銀46歩同歩同角同角同銀 これだと47角は69角成とできないので不発です。AIに…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(101)

もう少しおまけです。 私はあまり相矢倉を指さないのですが、強豪に教えてもらおうと、この陣形を愛用していた時期がありました。68角31玉79玉22玉88玉94歩26歩14歩16歩95歩 先後同型で攻め合いはよくわからなかったので、攻めの形を作らずに待って居たらど…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(100)

まだ後手の工夫はありまして 74歩を保留して53銀はどうか。35歩同歩同角45歩 79玉44銀右68角53角48飛34銀36歩31玉 先手は4筋から攻められるかどうか。後手も手厚く守っています。この図の評価値は+48、プラスですが単純に攻めて良くなるほど簡単ではないよう…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(99)

後手が先後同型を目指すのは面白い作戦なのですが、この図は26歩43金右としていないので、35歩同歩同角 34歩同銀44角があるので、後手も75歩同歩同角とするわけにはいきません。43金右は仕方ないか。(であれば73銀の前に43金右かもしれませんが、ちょっと指…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(98)

後手も73銀としたらどうなるでしょうか。 先後同型は先手有利のことも多いですが、攻めると悪いから千日手が結論の場合もあります。 手順は省略、とりあえずここまで進めてから考えましょう。端歩を突くと手抜かれるかもしれませんから、入れないで進めます…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(97)

後手が64角を保留して43金右とした場合 作戦の幅は広がるのですが、35歩同歩同角 先手は3筋の歩を交換することができます。これで46角~36銀~37桂が矢倉の理想形です。36銀~46歩~26角~37桂~45歩というのも含みます。 後手はそれは阻止したいので、45歩7…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(96)

後手の趣向というか、初期のころの対策でしたが 64角ではなくて43金右とします。35歩同歩同角・・・は明日書くとして、46銀64歩68角63銀 これは守備的な指し方です。79玉に53角、88玉31玉37桂22玉16歩14歩26歩24銀38飛85歩 96歩94歩25桂 ここで後手の分岐で…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(95)

所司先生の東大将棋矢倉道場債2巻には、後手が雀刺しにした場合について書かれています。 どちらの攻撃力が優っているでしょうか。アマチュア的にはこういう攻め合いのほうが楽しいです。86銀85桂35歩 後手は受けを手抜いてもいいことはなし。35同歩同銀同銀…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(94)

後手が33桂と跳ねる形の続きです。25桂や35歩から攻めてもだめでしたから、一度は96歩と受けるのが本手です。後手の予定は45歩で、45同桂同桂同銀33桂 銀を殺せます。でも34銀同金35歩と斬りこまれて、44金34歩 この図の評価値は+238の先手良し。銀損 (銀と…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(93)

森内先生の「矢倉の急所46銀37桂型」の最後に 73角に変えて33桂とする手が解説されています。似たような形は「宮田新手」でもありました。その95歩84歩型とは少しだけ違います。 単に25桂 (あるいは25歩) 同桂同歩同銀では厳しくないので、35歩同歩65歩73角2…

11月の予定

11月の予定が決まりました。 第267回 名将戦(2) 9月28日(日);R1800点以下 (R1900以上の方はご遠慮ください) 第268回 名将戦(1) 9月27日(土);R1800点以上 (R1700未満の方はご遠慮ください) 第268回 名将戦(2) 10月13日(月);R1800点以下 (R1900以上の方はご…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(92)

後手が端の鞍を取る形で 37桂73桂38飛 58飛は疑問手だと分かりましたから、先手は38飛を選びます。22玉26歩24銀16歩85桂86銀81飛 後手は桂を跳ねて飛を引く待機の形です。15歩53銀65歩82角57角 先手は角を使っておいて攻めのタイミングをはかります。64歩同…

第267回名将戦(1)結果速報

今日は第267回名将戦(1)を行いました。48人はおそらく過去最多数で、盤駒が足りなくなったので8クラスを7クラスに減らして、奇数を増やして対応しました。在庫を25組に増やしておきます。 では結果速報です。 1組優勝佐藤優樹さん 2組優勝 首藤大地さん 3組…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(91)

また後手の趣向で 31玉の位置で95歩はどうか。41玉型とは味が違います。37桂73桂58飛 先手が中飛車に転じて55歩同歩同銀をねらう対策です。森内先生の解説では85桂86銀97桂成同銀85歩 桂を捨てて歩を伸ばしていく手筋ですが、どうもAIの評価は低いようです。…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(90)

後手が端の位を取ったら、という話には続きがあります。森内先生の解説では46銀37桂型はあきらめて、26歩73桂25歩 2筋の歩を伸ばすのが良いと。81飛に46角 後手は角交換には応じられないので、53角26銀45歩68角44銀 後手は4筋の位を取ってどうか。64角のけん…

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(89)

また後手の趣向です。 早くに9筋の位を取って、46銀73桂37桂31玉26歩24銀16歩85桂86銀81飛 先手から攻められた時に、反撃を強くしておこうという意図のようです。森内先生の解説では58飛ですが、AIに聞くと35歩が難しいようです。 評価値は+45、35同歩同銀か…