名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

大山将棋問題集20201130

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 ちょっと悪そうに見えますが、抑え込みをねらいます。 A 35銀 B 46歩 C 73銀 第2問 まだ難しいのかと思ったら、こんな手がありました。 A 49銀 B 26銀 C 37歩成 第3問 怖い形ですが、ここから寄せ合い勝ちまで読み切っ…

大山将棋研究(1807);矢倉(升田幸三)

今日の棋譜20201130 昭和29年5月、升田幸三先生と第13期名人戦第4局です。 大山先生の先手で矢倉です。 升田先生は64歩にこだわっているようです。 64歩~63銀では攻め足が遅いので、大山先生の早繰り銀は機敏でしょう。 銀をさばいて十分になりそうですが 3…

大山将棋問題集20201129

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 受けの陣形をどう作るか考えます。 A 31角 B 42銀 C 64歩 第2問 今にもつぶされそうです。 A 45同歩 B 55歩 C 52飛 第3問 この攻めをどこまで受けるか。 A 45同歩 B 45同桂 C 76桂 第4問 即詰みです。

大山将棋研究(1806);矢倉中飛車(升田幸三)

今日の棋譜20201129 昭和29年5月、升田幸三先生と第13期名人戦第3局です。 升田先生の先手で矢倉です。 この46歩は、今の目で見ると作戦負けになりかねないのですが これならば米長流急戦矢倉にもできます。もちろんこの当時にはそんな指し方はないので 升田…

第211回名南将棋大会(壱)結果速報

本日は第211回名南将棋大会(壱)を行いました。結果速報です。 A級優勝 前川海里さん (すみません、写真を撮り忘れました。) B級優勝 丹羽拓郎さん 成田広文さん 葛西直樹さん C級優勝 岩佐美帆子さん D級優勝 荒木昭一さん 髙木弘志さん 優勝された方々おめ…

大山将棋問題集20201128

先手番大山先生の手を考えます。 第1問 これが良い手なのかどうかを判断しにくいですが、その先の展開は大山先生らしいです。 A 15角 B 57角 C 42歩 第2問 攻め筋は? A 38飛 B 37桂 C 24歩 第3問 粘ります。 A 71角 B 45桂 C 37銀 第3問 形勢は難しくなって…

大山将棋研究(1805);矢倉(升田幸三)

今日の棋譜20201128 昭和29年4月、升田幸三先生と第13期名人戦第2局です。 大山先生の先手で矢倉です。 5筋を突き合いますが 升田先生は何か動こうとしています。 大山先生も57銀と合わせますが、44銀には66歩、守りを重視します。 升田先生は5筋の歩を交換…

大山将棋問題集20201127

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 後手玉は堅いですが、攻撃をどうするか。 A 84飛 B 92香 C 51飛 第2問 受け方は? A 45同銀 B 43歩 C 43香 第3問 この手で升田先生が投了とは思いませんでした。 A 98歩 B 66桂 C 69銀

大山将棋研究(1804);相矢倉(升田幸三)

今日の棋譜20201127 その2 昭和29年4月、升田幸三先生と第13期名人戦第1局千日手の指し直し局です。間1日置いて指し直しとは珍しい。 升田先生の先手で矢倉です。 大山先生はまだ銀矢倉を指すこともあります。 升田先生は急戦のほうが好きですから早繰り銀に…

大山将棋研究(1803);相矢倉(升田幸三)

今日の棋譜20201127 昭和29年4月、升田幸三先生と第13期名人戦第1局です。 大山先生の先手で矢倉です。 5筋を突き合う(今では)普通の駒組で 大山先生のほうが雀刺しを採用します。 でも53銀に対して46歩ではおとなしいです。(4筋の位を取らせたくなかったと…

大山将棋問題集20201126

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 先手のねらいを察知します。 A 74歩 B 86歩 C 45歩 第2問 これで突破できます。 A 44金 B 38歩 C 48歩 第3問 先手の25歩は形つくり、素早く寄せます。 A 75桂打 B 86桂 C 59竜

大山将棋研究(1802);相矢倉(斎藤銀次郎)

今日の棋譜20201126 昭和29年3月、斎藤銀次郎先生と読売全八段戦です。 この当時は76歩84歩34歩77銀という手順での矢倉が多いのですが、4手目66歩からの矢倉です。 5筋を突き合う見慣れた形なのですが 大山先生は53銀右から5筋の歩を交換します。ここから「…

大山将棋問題集20201125

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 先手陣に欠陥があります。 A 52飛 B 88歩 C 57歩 第2問 これが間に合います。 A 77銀成 B 88歩 C 57歩 第3問 馬を作られて難しくなったようですが、気持ちの良い手があります。 A 73桂 B 64歩 C 69と

大山将棋研究(1801);雁木(村上眞一)

今日の棋譜20201125 昭和29年3月、村上眞一先生と第2回王座戦です。 村上先生の先手で、「中央に銀二枚を並べる戦型」になりそうですが 雁木です。村上先生はこの当時数少ない明治生まれで、56銀66銀の形(こちらが新しくて)を作るよりも江戸時代からある雁…

大山将棋問題集20201124

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 43の守り方です。 A 42金 B 44歩 C 44桂 第2問 攻めるならばこの手ですが、その先を読まないと危ないところです。 A 88飛 B 47銀不成 C 47銀成 第3問 先手のねらいを考えます。 A 56歩 B 76竜 C 31金 第4問 先手玉に即…

大山将棋研究(1800);中央位取り中飛車(大野源一)

今日の棋譜20201124 昭和29年3月、大野源一先生と産経杯決勝戦です。 *大山全集にはこれとほとんど同じ棋譜(120手まで)が翌日付で載っています。決勝は3番勝負だたのかもしれませんが不明です。 大野先生の中央位取りで 中飛車です。前に指した将棋からどう…

大山将棋問題集20201123

先手番高島先生の手を考えます。 第1問 攻めるのはこの筋です。 A 25歩 B 45銀 C 45桂 第2問 飛のうち場所は悩ましい比較です。 A 41飛 B 82飛 C 12飛 第3問 31金を疑問手にさせます。 A 23銀 B 12銀 C 32歩 第4問 入玉される懸念が減少します。 A 59桂 B 34…

大山将棋研究(1799);矢倉(高島一岐代)

今日の棋譜20201123 昭和29年2月、高島一岐代先生と東西対抗勝継戦です。 高島先生の先手で矢倉です。 56歩に対して64歩 大山先生は銀矢倉を目指すのですが、高島先生の37銀は新しい指し方です。 急戦矢倉も考えられましたが、3筋の歩を交換します。これに対…

大山将棋問題集20201122

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 銀を呼び込んだねらいは? A 55飛 B 55角 C 46歩 第2問 桂を取りに来られてまずいようですが。 A 85歩 B 24角 C 65桂 第3問 手筋で寄せていきます。 A 58銀 B 48銀 C 68歩

大山将棋研究(1798);矢倉(升田幸三)

今日の棋譜20201122 昭和29年2月、升田幸三先生と第3期王将戦第6局です。(大山全集ではここだけ肩書が大山康晴名人になっていますが、大山康晴王将が正しいです。) 升田先生の先手で矢倉です。 5筋と4筋を突くのですが 大山先生の袖飛車を見てのことかもしれ…

大山将棋問題集20201121

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 12歩成を防ぎます。 A 13桂 B 14歩 C 24銀 第2問 後手玉が危なさそうですが。 A 65歩 B 43金 C 62銀 第3問 詰めろで困ったようですが。 A 13角 B 34玉 C 44香

大山将棋研究(1797);相掛り腰掛銀(本間方彗)

今日の棋譜20201121 その2 昭和29年2月、本間方彗先生と産経杯戦の指し直し局です。対局は翌日で、深夜の指し直しの可能性もありますが、この当時を思えばまた朝から指し直しでしょうか。 千日手なのにまた本間先生の先手なのです。 相掛り腰掛銀で先後同型…

大山将棋研究(1796);相矢倉(本間方彗)

今日の棋譜20201121 昭和29年2月、本間方彗(爽悦)先生と産経杯戦です。 本間先生の先手で矢倉です。 5筋を突き合う普通の矢倉で 大山先生の73桂は新しい指し方です。 升田先生に習って雀刺しにします。 端を突き合っている形では9筋は破れないのですが 銀を9…

大山将棋問題集20201120

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 これが新しい構想です。持ち歩を生かせます。 A 92飛 B 93香 C 85銀 第2問 どれを選ぶか難しいところですが、急がないのが良かったようです。 A 26香 B 85銀 C 97角成 第3問 これで優勢に持って行きます。 A 85桂 B 97…

大山将棋研究(1795);相矢倉(升田幸三)

今日の棋譜20201120 昭和29年2月、升田幸三先生と第3期王将戦第5局です。 大山先生の先手で矢倉です。 54歩と46歩の対抗ですが 升田先生の64歩は、現代では良い手とはされません。(急戦矢倉ならば別ですが。) それは角を使いにくいからなのですが、この場合…

大山将棋問題集20201119

先手番大山先生の手を考えます。 第1問 先手が指しやすくなります。 A 67金 B 66歩 C 97角 第2問 先手有利から優勢に持っていきます。 A 58竜 B 21竜 C 44角 第3問 いかにも良さそうな手です。 A 71金 B 72歩 C 58竜

大山将棋研究(1794);力戦三間飛車(塚田正夫)

今日の棋譜20201119 昭和29年1月、塚田正夫先生と名人九段五番勝負第3局です。 当時は珍しい序盤で 塚田先生の三間飛車になりました。53銀の形は大野流と呼ばれます。(呼び名はこの当時にあったかどうか。) 大山先生は端の位を取ります。 74歩57金右はともか…

大山将棋問題集20201118

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 これが良い手になりました。 A 73桂 B 55歩 C 65歩 第2問 反撃をねらいます。 A 73桂 B 46歩 C 35歩 第3問 ぴったりした返しです。 A 86角 B 42角 C 46と 第4問 一気に寄せてしまいます。 A 88銀 B 66桂 C 67桂

大山将棋研究(1793);相矢倉(升田幸三)

今日の棋譜20201118 その2 昭和29年1月、升田幸三先生と第3期王将戦第4局指し直し局です。時系列では明日並べる将棋が間に入ります。 升田先生の先手で矢倉です。 升田先生は46歩~47銀型で、大山先生は54歩ですが 64歩を突くのはつまらないと思います。升田…

大山将棋研究(1792);相矢倉(升田幸三)

今日の棋譜20201118 昭和29年4月、升田幸三先生と第3期王将戦第1局です。 大山先生の先手で矢倉です。 升田先生の73桂は新しい指し方で、雀刺しになるのかと思ったのですが 93香ではありません。 47銀63銀の形の先後同型になりました。45歩同歩同桂あるいは4…