名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

SS3-3 先手急戦向い飛車(1)

今度は振り飛車が先手です。初手から76歩34歩66歩84歩75歩 石田流本組を見せて、85歩を突かせます。77角62銀78銀42玉67銀32玉88飛 これが「メリケン向い飛車」です。アマ強豪の横山公望さんの本が出ています。 (出身地横浜のメリケン波止場から命名されたと…

SS3-2 急戦向い飛車(5)

先手が早めに玉を移動した場合は 25歩33角を決めているから、後手の矢倉を回避できているけれど、雁木の相居飛車を覚悟しなければなりません。半面では後手の向い飛車に対しての駒組の自由度が上がります。22飛78玉62玉58金右72玉77角82玉88玉94歩98香 57銀…

SS3-2 急戦向い飛車(4)

これまでは居飛車穴熊に組もうとすると攻めるよ、という感じでしたが 後手がもう少し待って、先手が居飛車穴熊明示の98香を指した時に動いたらどうでしょうか。32金99玉24歩同歩同飛 25歩22飛88銀14歩 79金13桂68金寄25飛同飛同桂 この図の評価値は-402の後…

SS3-2 急戦向い飛車(3)

もし16歩14歩の交換が入っていたらこの図になります。 初手から76歩34歩16歩14歩26歩・・・どちらが飛を振るかの打診があったら、とかの場合です。先手が居飛車穴熊志向で77角、24歩同歩同飛25歩23飛 後手の飛の引き場所を変えます。88玉に13桂 これがねらい…

SS3-2 急戦向い飛車(2)

後手は24歩同歩に同角とすることもできます。 先手は25歩を打たなくても良いわけですが、36歩42角 ここで25歩を打つかどうかを考えねばなりません。22飛成同金ではだめなので、23歩同飛同飛成同金46歩33桂 後手陣が危うい感じがしますが、41飛51金21飛成28飛…

第250回名南将棋大会(弐)結果速報

本日は第250回名南将棋大会(弐)を開催しました。第250回記念にチョコレートを配りました。甘い勝利?苦い敗北?の味でしょうか。楽しんでいただければ幸いです。 さて結果速報です。 G級優勝 佐藤翼さん H級優勝 森巌さん 斉田賢治さん I級優勝 北爪邦治さん…

SS3-2 急戦向い飛車(1)

今度は後手から動くタイプの向い飛車を調べてみましょう。( 本来の意味で) 適当な定跡書がないので、どこかで読んだような気がする想定研究です。 先手が持久戦志向の場合に、後手は32金と上がります。これを見たら警戒したほうが良いのですが、居飛車穴熊に…

SS3-1 向い飛車に急戦(2)

後手が中央位取りを拒否した場合は 46歩52金左37桂64歩45歩 45歩急戦が出現します。私の記憶があいまいですが、定跡書とか、実戦例があったはずです。45同歩には33角成同桂66角 44角同角同銀31角 21飛84角成63銀86馬 歩損せずに馬を作れるので先手ペース。で…

SS3-1 向い飛車に急戦(1)

今日からは向い飛車を取り上げます。まずは後手向い飛車に急戦から。 76歩34歩26歩44歩25歩33角48銀32銀56歩43銀58金右22飛 後手の雁木もあり得るので、玉の移動を後回しにしています。今は56歩を突かないで早繰り銀にする対雁木対策もあるし、早めに68玉と…

SS2-11 先手石田流に右四間飛車(12)

先手は57銀型にしたければ、玉の囲いを後回しにするのですが 後手はすぐに仕掛けます。65歩同歩88角成同飛33角 66角や77角はのちほど。98飛には65銀で、先手は55角を打って受けてみます。 後手は54歩、54銀、31金なども有力です。66歩を選び、68飛に55角同歩…

SS2-11 先手石田流に右四間飛車(11)

次は57銀型を調べます。 先手が美濃囲いを優先して、後から56歩を突いた場合は (57銀と上がりたい) 、すぐに65歩と仕掛けます。65同歩が仕方なく、88角成同飛65銀 57銀33角98飛66歩 これで76歩~67歩成や87銀不成がねらいです。筋っぽい受けは55歩76銀63歩同…

SS2-11 先手石田流に右四間飛車(10)

手順の復習から。右四間飛車を見せて、先手が石田流をあきらめたら、後手はエルモ囲いから仕掛けます。 68飛に71金 というのが落ち着いた手です。先手の最善は46歩で、66歩同角同銀33角 銀取りの受け方は、65歩と67金は調べました。他の手としては、77銀があ…

SS2-11 先手石田流に右四間飛車(9)

この形の仕掛けで 68飛66歩同角はかなり難しそうです。そこで、68飛に71金と待つのが深謀遠慮の手です。 この71金は後手にとって少しプラスです。先手は65歩や77角とすると、前に調べた手順 (後手もち) よりも1手損になるので劣ります。56歩は66歩同角同銀79…

SS2-11 先手石田流に右四間飛車(8)

三間飛車にエルモ囲い右四間飛車で仕掛けます。 65同歩、76飛は後手良しです。68飛66歩同銀も後手良し、今日は68飛66歩同角を調べます。 66同角同銀に45角 これは気が付きにくい手です。意味は56角同角同歩79角 馬ができるのですね。 (57歩の形は78飛66飛79…

SS2-11 先手石田流に右四間飛車(7)

エルモ囲いでの右四間飛車で 先手が67銀型で受けたら、という話の続きです。65同歩は後手ペースでした。取らないとすれば、軽いのは76飛です。66歩に同銀は65銀 これは簡単に後手が駒得になります。 戻って 76飛66歩を同角同銀88角 77角に79角成~89馬が間に…

SS2-11 先手石田流に右四間飛車(6)

昨日はこの図から 後手がすぐに65歩と仕掛ける順を調べてみましたが、後手ペース~互角くらいでした。少し囲ってから仕掛けてみましょう。42銀38銀31金16歩14歩67銀 後手はエルモ囲いにしてみました。61金のままにしておけば、74歩同歩同飛に65歩とカウンタ…

SS2-11 先手石田流に右四間飛車(5)

後手の右四間飛車に対して、先手の石田流はうまくいきません。となれば 飛を浮かず、低い陣形で備えるのが普通でしょうか。鈴木大介先生の本では、32玉28玉としたところで、65歩同歩同銀と仕掛けます。22角成同銀77銀 後手の攻め方は3通りあるのですが、66銀…

SS2-11 先手石田流に右四間飛車(4)

先手が少し急いで66歩を突いた場合は 後手は42玉とする前に62飛のほうが良いです。76飛に65歩と突けば うまく仕掛けられます。65同歩には88角成同銀67角 79飛に42玉とすれば これまで調べたのとほぼ同じ局面になるでしょう。なお42玉の所で54銀も悪くはない…

SS2-11 先手石田流に右四間飛車(3)

先手の陣形をもっと検討してみましょう。 角交換から67角と45角の筋を避けるには、66歩~58金左~46歩しかなさそうです。62飛76飛54銀77桂 これで65歩からの攻めは封じました。32玉48玉72金38玉55銀 すると銀を出られて歩の両取りです。66歩のほうを取られる…

SS2-11 先手石田流に右四間飛車(2)

この形を覚えておけば、後手良しになる可能性が高いです。 65同歩は角を交換して67角でしたね。65歩を取らないとすれば、78銀66歩同角なのですが、 66同角同飛33角には77角くらいしかありません。 66角同角33桂 この図の評価値は-323で後手有利です。飛角交…

SS2-11 先手石田流に右四間飛車(1)

では対石田流の秘策を公開しましょう。それは右四間飛車です。初手から、76歩34歩75歩62銀78飛64歩48玉63銀 先手が三間飛車、おそらく石田流を明示しているので、後手は83歩のまま63銀型を作ります。所司和晴先生も鈴木大介先生も、38玉42玉66歩32玉58金左62…

4月の予定

4月の予定が決まりました。 第250回 壱 1月27日(土)R1800点以上:開催済み 弐 2月24日(土)R1800点以下 第251回 壱 3月20日(水)R1800点以上 弐 3月23日(土)R1800点以下 第252回 壱 4月28日(日)R1800点以上 弐 4月27日(土)R1800点以下 壱は1回分先…

SS2-10 先手石田流持久戦(24)

昨日の続きで、相穴熊です。 後手が31角と引いた場合。これは42銀~33銀とすれば「ビッグフォー」の完成です。36歩42銀74歩 先手は42銀と引いた時に仕掛けます。74同歩は64歩同歩同角75歩66飛 評価値は+391の先手有利。大駒の働きが違います。 なので後手は7…

SS2-10 先手石田流持久戦(23)

次は後手が54歩を突く場合です。 67銀42角97角53銀 後手は引き角にして穴熊を固めてみるとしましょう。77桂94歩46歩51金39金41金右48金寄44銀 穴熊の堅さでは後手が上回るのですが。58銀32金右65桂 先手は軽く桂を跳ねます。95歩を取ると後手良しになるので…

SS2-10 先手石田流持久戦(22)

「基本定跡」からは外れている気がしますが、戸辺先生の「石田流の基本」には相穴熊も書いてあるので、調べてみましょう。 この図の辺りの評価値は-100以下で後手ペースです。角の働きが違うからでしょう。駒組が進み 64歩を突くと後手は評価値を損ねます。…

SS2-10 先手石田流持久戦(21)

またこの図からです。 44歩、42角を調べましたが、角を交換するのもあるでしょう。32金33角成同銀 (金) とすれば後手の手得ですが、まあ穴熊を維持する77角成のほうが普通でしょう。77同桂31金67銀54歩 角交換したので、駒の片寄っている後手のほうが神経を…

SS2-10 先手石田流持久戦(20)

この図から 昨日は44歩を調べましたが、先手ペースかなというところでした。今日は42角を見てみましょう。67銀31金56銀51金45銀 戸辺先生は玉頭銀を勧めます。41金右に74歩同歩66角 82飛34銀32金右55角 飛角銀をさばきます。73銀74飛72飛76飛と進んで 先手良…

SS2-10 先手石田流持久戦(19)

後手としては 7筋は84飛と受けて 穴熊を目指すことのほうが多いのではないでしょうか。戸辺先生は 金を78に上がってから65歩を勧めています。おとなしく44歩ならば、67銀31金74歩と仕掛けます。 手元にないのですが、小倉久史先生の下町流三間飛車にあったと…

SS2-10 先手石田流持久戦(18)

77角型の続きで 後手がより慎重に、12香の前に飛を浮いて、67銀に94歩 95角の筋も消してから、59角12香 穴熊にした場合はどうでしょうか。77桂11玉36歩22銀37角 これは楠本 (誠二) 流対潜石田ですね。後手陣の形が違いますが、奇襲大全という本に出ています…

SS2-10 先手石田流持久戦(17)

石田流対居飛車穴熊で、先手が石田流本組ではなく 77角とする形もあります。22玉68銀12香67銀11玉56銀22銀65歩 戸辺先生はここで開戦するのだというのですが。後手は84飛の受けも互角ですが、65同歩同銀に62飛 6筋で反撃するのも有力です。74歩同歩同銀同銀…