次は57銀型を調べます。

先手が美濃囲いを優先して、後から56歩を突いた場合は (57銀と上がりたい) 、すぐに65歩と仕掛けます。65同歩が仕方なく、88角成同飛65銀

57銀33角98飛66歩

これで76歩~67歩成や87銀不成がねらいです。筋っぽい受けは55歩76銀63歩同飛45角

しかし64飛と逃げられると91角成では間に合いません。68飛55角

56銀44角81角成67歩成

67同銀同銀成同飛同飛成同金99角成

この図の評価値は-362の後手有利。駒の損得はほぼないのですが、馬の働きや玉の堅さの違いだと思います。
戻って

この図での先手の最善手は67歩の合わせです。54歩46歩を入れてから67歩成同金66歩

77金にも76銀と捨てて

76同金67歩成48銀66と

この図の評価値は-241の後手ペース。銀損ですが、と金が働くので駒損は解消するでしょう。
もっと戻って
33角に98飛ではなくて55角と受けたら

54歩33角成同桂

44角からの攻めが残るし、66銀同銀同飛のさばきも見えます。先手は68飛と受けるのですが79角

78飛57角成同金45桂

強襲して後手ペース。評価値は-155です。46金には57桂成、58金引には56銀74歩57桂成、67金には66歩68金56銀と進みます。
先手がもう一手早く56歩を突いた場合は

同じように65歩同歩88角成同飛65銀

57銀33角98飛には66歩ではなくて76銀のほうが優ります。

66歩64飛82角

84飛~87飛成の筋が受からないのです。82角は仕方ない反撃ですが、65歩同歩84飛

角筋を通しておくとより攻めやすく、87飛成~89竜が金取りになるのです。この図の評価値は-404の後手有利。
先手はもっと早く57銀型にする必要があります。