2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧
本日は第246回名南将棋大会(壱)を開催しました。結果速報です。 A級優勝 前川海里さん 大野真弥さん B級優勝 渡邊俊幸さん 山本圭徳さん 小林亘さん C級優勝 田口稜真さん 塚越知史さん 葛西直樹さん D級優勝 八木正行さん 櫻井秀哉さん 森七郎さん E級優勝 …
最後のテーマは 角道オープン四間飛車に対して、居飛車が66歩と止める形です。評価値では+200くらいあったものが+116に下がるので良く無い手です。先手は居飛車穴熊などの持久戦にして、見慣れた形で戦いたいと思うのでしょうけれど。33角56歩22飛58金右24歩…
次のテーマに移ります。 角道オープン四間飛車で36歩ではなくて56歩を突く形。88角成同銀22銀(または32銀)に98香 以前には左美濃で先手十分という検討結果でした。穴熊はどうでしょうか。33銀99玉22飛88銀24歩 後手は逆棒銀で動きます。24同歩同銀に77角33角…
最後の変化が56歩です。黒沢先生の本では最有力とあります。(その前に66歩と止めるのが書いてありますが、疑問手なので省略します。) 35歩に24歩と強気に応戦するのがねらいです。 24同歩同飛に、AIの最善手は88角成同銀22歩です。 22歩で22飛は23歩12飛35歩…
これが本命の手順ですが、角道オープン四間飛車で 36歩に32飛の形、24歩同歩同飛は危険、37銀35歩同歩同飛に24歩も危険なので 46銀と使います。34飛の時の待ち方もいろいろあって、どちらから角を交換するかというのと、68金88角成同銀というのもあるからで…
次は32飛に対して37銀とする形。以前は軽く触れたのですが、黒沢先生の本にはもっと突っ込んだ変化が書いてあります。 35歩同歩同飛に対して24歩 強気に応じるのは難しい変化になるので、(明日書く予定の) 46銀のほうが良いのですが。24同歩同飛に、所司先生…
角道オープン四間飛車で 32飛とする形、以前には簡単に触れたのですが、過去記事をご覧ください。黒沢先生の本には少し突っ込んで書いてありましたから、調べてみます。24歩同歩同飛(これは面倒なので37銀の方を勧めますが) 88角成同銀22飛 升田式石田流のよ…
昨日の続きで 37銀に44歩とすると別の形になります。46銀~37桂の形にならないのです。46銀には45歩55銀54歩 54同銀46歩同歩同飛 後手に飛をさばかれて、評価値は0近辺の互角です。黒沢先生の手順によると、47歩76飛77銀64角 実はこの角が疑問手です。角を打…
本日は第245回名南将棋大会(弐)を開催しました。結果速報です。 H級優勝 葛西直樹さん I級優勝 中山賢さん J級優勝 大嶋典さん K級優勝 石田浩史さん L級優勝 金田輝行さん 奥田幸男さん 優勝された方々、おめでとうございます。 参加された皆様、ありがとう…
角道オープン四間飛車の続きで 昨日は46歩32飛47銀35歩同歩同飛以下を調べたのですが(先手良し)、本ではそれが後手良しとされていて、先手の代案としての37銀が書いてあります。33銀46銀22飛 後手は向い飛車に転じます。これは普通の角交換四間飛車で31金と…
角道オープン四間飛車で 36歩を突く形の続きです。88角成同金22銀に24歩ではなくて58金右と持久戦を目指したらどうか。 後手は動きたいのですが、向い飛車ではなくて31金46歩32飛 三間飛車に転じる形が書いてあります。47銀35歩同歩同飛36歩34飛 升田式石田…
昨日の話の続きです。手順を復習すると 角道オープン四間飛車で36歩を突き、88角成同銀22銀24歩同歩同飛31金 昨日は26飛を取り上げましたが、今日は少し欲張って37桂33銀29飛 下段飛車にしてみます。22飛23歩42飛 これは24歩~32金~23金で1歩損するのですが…
これも前にやった形ですが 後手が角交換を保留する角道オープン四間飛車で 先手が36歩を突いて、88角成同銀22銀に24歩 2筋の歩を切ります。24同歩同飛に31金 というのを覚えているでしょうか。ここから28飛と37桂を調べたのですが、黒沢怜生先生の本には26飛…
以前に取り上げた形ですが 先手は25歩を保留して銀冠を目指しています。82玉と寄られたら46歩を突くチャンスではあるのですが、銀冠を急ぎます。87銀72銀88玉44歩56歩45歩 後手は4筋の歩を伸ばし、57銀44銀78金35銀 4筋突破をねらいます。48飛52金左77桂 こ…
次は先手が25歩を保留する形です。 後手が24歩~22飛と向い飛車に転じるのは前に調べたのですが、 54歩75歩(と96歩94歩)を入れないで44銀~35歩の形でした。AIによれば75歩は損をしている(玉頭位取りよりも66歩~65歩のほうが良い)し、後手は3筋の歩を切らな…
居飛車側の矢倉の形から位取りを見てきたのですが、 77銀とするところで、96歩94歩86歩とすれば銀冠志向です。話は同じようなことですが、後手が35歩同歩同銀と動けば、77角44角36歩 77角成を同桂と取って1手得です。このやり取りは双方に言い分があるので何…
昨日の話の続きで、後手が角交換四間飛車から向い飛車に転じて、銀で3筋の歩を交換した変化です。 38飛32飛というのは面白くありませんでしたから、常用手段である66角が最善のようです。44角に36歩と打って 単に36歩を打つよりも1手得を主張してみます。66…
これは意図的に飛ばしていたことになるのですが、角交換四間飛車に対して、先手が早めに25歩を突く形で 22銀78玉33銀58金右82玉46歩 63歩が浮いているので44歩47銀45歩同歩同飛に36角があるのでしたね。72銀47銀22飛 後手は向い飛車に転じて、36歩44銀77銀35…
愛岐会の植田さんから電話がありました。引退されるようです。愛岐会は9月16日(土)、24日(日)、10月14日(土)、22日(日)、11月5日(土)、12日(土)で終わりです。私は (名南を始めてからは) なかなか参加できなかったのですが、最終日には出かけましょうか。お…
これまで言葉でしかふれなかったのですが、 先手が不用意に46歩を突くと(後手が82玉としたところで突くなどタイミングをはかるべき)、44歩47銀45歩同歩同飛 後手に4筋の歩を切られてしまいます。この時点で評価値が大きく下がるということはないのですが、46…
もう1冊黒沢怜生先生の「角交換四間飛車徹底研究」を取り上げてみます。 最初に出てくるのは、(この本では48銀を保留して68玉を先にするので、序盤の手順が変わるのですが) 角交換四間飛車で後手から角を交換して 88同銀72玉78玉22銀25歩33銀 先手が早めに25…
角交換四間飛車で穴熊の最後は 86歩と突く、銀冠志向の手です。 後手が穴熊でも居飛車の銀冠が堅さ負けしないので相性の良い対抗策です。36歩~37桂もあるのですが、さらに固める手を選びます。 後手が銀を引いて33桂~25歩同歩同飛をねらったら。85歩~68金…
後手はもっと慎重に 34銀よりも42銀と引く方が良さそうです。これで65歩に33桂と跳ねて 25歩同歩同飛のさばきを見せます。(先手はこれがおもしろくないと見て、早いうちに36歩~37桂と使うのが本筋かもしれません。) ただしここですぐに飛をぶつけるのは少し…
角交換四間飛車で穴熊の派生形ですが、先手が早くに端の位を取ったらどうか。 AIは穴熊に対して端の位を取るほうが良いと言いますし、相穴熊ならばもっと生きるかもしれません。そういう意味もあって、33銀58金右24歩46歩22飛 後手が2筋から動こうとする順が…
本日は第243回名南将棋大会(壱)を開催しました。結果速報です。 A級優勝 前川海里さん 華房慶大さん B級優勝 渡邊俊幸さん C級優勝 該当者なし、6人とも2勝2敗でした。これで名南史上3回目ですが、かなり珍しいことです。 D級優勝 首藤大地さん E級優勝 谷口…
角交換四間飛車で後手が穴熊ならば 先手も穴熊ならばどうかというのが次のテーマです。評価値としては+300に近く、先手の作戦勝ちのようです。25歩を突いてあること、後手が手損をしていることが利いているようです。 本には44銀33桂が書いてあるのですが、…
11月の予定が決まりました。 第245回 壱9月9日(土)R1800点以上 弐9月23日(土)R1800点以下 第246回 壱9月30日(土)R1800点以上 弐10月28日(土)R1800点以下 第247回 壱11月4日(土)R1800点以上 弐11月26日(日)R1800点以下 第248回 壱11月18日(土)R…
角交換四間飛車の穴熊の続きです。 昨日はすぐに44銀と出たのですが、62金寄と待ってみます。 先手の56銀がおかしな手ですね。68金右とか固めておけばこれからでしたが、桂頭を攻められて評価値は0近辺の互角になってしまいました。35同歩44銀47金35銀36歩 …
今日からはまた別のテーマで 角交換四間飛車のほうが穴熊を選択したらどうか。ここからは駒組の構想ですが、 後手に端を受けられると評価値は+280(ほぼ先手有利)から+240くらいに下がります。 またこの36歩も評価値は+240から+160くらいに下がります。つまり…
角交換四間飛車から向い飛車にする変化の続きです。 77角には33角が正着。 これが結構面倒です。角はにらみ合ったまま駒組が続いて AIの推奨は45銀77角成同桂33銀・・・ですがわずかな差です。本に載っているのは36歩54歩68金右77角成同桂33銀 評価値は+150…