2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 65歩をねらわれています。柔軟に考えましょう。 A 68飛 B 75歩 C 37角 第2問 この手が成立しました。 A 46銀 B 89香 C 74飛 第3問 駒得なのでここを乗り切れれば有利です。 A 74飛 B 97角 C 89歩 第4問 味わい深いです…
今日の棋譜20181130 平成4年1月、高橋道雄先生と第50期A級順位戦です。 大山先生は珍しく向かい飛車で 昔の常識は64歩を突いてから(86歩の急戦を避けて)42玉としていました。 高橋先生は4段目に歩をずらっと突いてから天守閣美濃です。 それから四枚美濃に…
20181130今日の一手 7月28日の名南将棋大会から、IさんとHさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 ☆ 形勢判断をします。 金桂香歩歩と角銀の交換で馬竜を作り合っています。終盤なので重視しませんが、先手の駒損です。 …
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 攻め駒を増やします。 A 61飛 B 45歩 C 15歩 第2問 切れないように攻めます。 A 16歩 B 63香 C 49角 第3問 食いつきましょう。 A 67角成 B 38角成 C 58角打 第4問 詰めろの受け方は? A 22香 B 33銀 C 22金 第5問 これ…
今日の棋譜20181129 平成4年1月、勝浦修先生と第60期棋聖戦です。2か月でがんの再手術から復帰してしまいました。 大山先生の四間飛車に勝浦先生は右四間飛車か? 大山先生は二枚銀で受けようとしました。これを見て勝浦先生は85歩を突いて 腰掛銀から天守閣…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 抑え込みをねらいます。 A 66歩 B 54桂 C 96歩 第2問 どう受けますか? A 84銀 B 64銀 C 62銀 第3問 受けにくそうなのですが。 A 31飛 B 33角 C 41桂
今日の棋譜20181128 平成3年11月、小林健二先生と第50期A級順位戦です。昨日の将棋の3日後、順位戦は0時を過ぎるのが普通ですからかなり異例のことなのですが、大山先生の再手術で不戦敗になるよりは、残留のために勝っておきたいという大山先生の申し入れで…
20181128今日の一手 7月28日の名南将棋大会から、一昨日の問題の終盤です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 問題図は これなのですが、その前の序盤の知識を書いておきます。 先手としては37桂の前に48飛 としておくのが正しいです…
後手番有吉先生の手を考えます。 第1問 手厚く守られたようですが。 A 64歩 B 24角 C 55歩 第2問 平凡な手ですがこれで十分です。 A 67銀 B 54歩 C 45歩 第3問 角を呼んだ意味は? A 52飛 B 64歩 C 54歩 第4問 と金を作りたいのです。 A 65桂 B 79角 C 68歩
今日の棋譜20181127 平成3年11月、有吉道夫先生と第50期A級順位戦です。 大山先生の中飛車に有吉先生は居飛車穴熊です。 5筋の歩を交換して56銀左と構えれば、中飛車としてはまずまずの展開です。 有吉先生は7筋の歩を交換します。 大山先生は左金を前に出し…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 少し損な取引ですが、これで結構難しいです。 A 85歩 B 35歩 C 24角 第2問 大山先生の好きな馬作りです。 A 28角 B 58角 C 38角 ここからは先手番阿部先生の手を考えます。 第3問 攻めを焦らず、落ち着いていました。 …
今日の棋譜20181126 平成3年1月、阿部隆先生と第41回NHK杯トーナメントです。 大山先生の四間飛車に阿部先生は居飛車穴熊です。 今回は大山先生は45歩を急がなかったので、阿部先生は66銀から四枚穴熊へ。 3筋の歩を交換して 駒組が進みますが、阿部先生の32…
20181126今日の一手 7月28日の名南将棋大会から、KさんとYさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 ☆ 形勢判断をします。 銀と金歩の交換で、後手に持ち歩があります。わずかに先手の駒得です。 玉の堅さは同程度。穴熊の…
今日は第191回名南将棋大会(弐)を行いました。 結果速報です。 D級優勝 神谷拓摩さん E級優勝 若原達也さん F級優勝 大河内正男さん 松原肇さん 大島圭一郎さん G級優勝 加藤正さん 大石泰志さん 竹下航平さん H級優勝 吉田泰久さん I級優勝 平尾栄滋さん …
後手番村山先生の手を考えます。 第1問 どれも指したい手ですが。 A 64歩 B 73桂 C 44銀 第2問 うまい反撃を考えます。 A 55同歩 B 44角 C 64角 第3問 少し指しやすくなりました。どう攻め続けるかの構想です。 A 76歩 B 85歩 C 54桂 第4問 65桂が入って攻め…
平成3年11月、村山聖先生と第7回天王戦です。(公式戦初対局なのですが、その前に席上対局があったみたいです。) 大山先生の四間飛車に村山先生は居飛車穴熊です。 53銀のまま急戦を見て角を引きます。 桂を跳ねて64歩、これならば攻撃力があります。 大山…
後手番丸田先生の手を考えます。 第1問 74歩があって忙しく見えるところですが。 A 82銀 B 43金 C 64金 第2問 桂馬を取られるところでの手筋です。 A 65桂 B 46桂 C 69角 第3問 大事な手です。 A 55馬 B 25歩 C 52金 第4問 丸田先生は落ち着いていました。 A…
今日の棋譜20181124 平成3年10月、丸田祐三先生と第32期王位戦です。 大山先生の四間飛車に丸田先生は天守閣美濃で 四枚美濃から引き角というパターンのようですが 64歩から63金というのは変わった構えです。 互いに銀冠に組んで、大山先生が7筋から動きだし…
11月18日は東海リーグ、A級の第3ラウンドでした。 ここまでチームは1勝2敗、最上位の3チームとの対戦でした。0-5、2-3、1-4で3連敗。 最終日12/23は残留争いです。1勝5敗のチームが4つ、2勝1敗でも助かるかもしれませんが、どうなることやら。 個人的には新…
20181124今日の一手 7月28日の名南将棋大会から、YさんとHさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 ☆ 形勢判断をします。 角桂交換で竜+と金 VS と金 の作り合いです。先手の駒損ですが、終盤なので控えめに評価しておき…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 こう指すのが部分定跡というか、こう指せるように駒組みしておくものです。 A 66角 B 45歩 C 86角 第2問 逆転をねらうには? A 59金 B 15歩 C 33銀 第3問 困ったようですが。 A 13歩成 B 53銀 C 52同飛成 第4問 投了図…
今日の棋譜20181123 平成3年10月、大野八一雄先生と第9回全日本プロです。 大山先生の四間飛車に大野先生は天守閣美濃です。 流行の四枚美濃ではなく、高美濃にして 引き角から8筋を攻めます。 77角成82飛成67馬62竜では先手よし。85歩と謝って 8筋を角歩で…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 この場合はどうかと思う手順ですが、こういう手筋もあります。 A 72銀 B 92銀 C 84同銀 第2問 これは悪いと見ての勝負手でしょう。 A 42同飛 B 52飛 C 65歩 第3問 詰めろ逃れは? A 96銀 B 85金 C 71桂 第4問 怪しく59…
今日の棋譜20181122 平成3年10月、内藤国雄先生と第50期A級順位戦です。 大山先生の四間飛車に、内藤先生は角筋を止めました。6筋か7筋の位を取りたいというわけです。 大山先生は位取り拒否もできたのですが、順位戦なので大事を取って玉頭位取りは許しまし…
20181122今日の一手 7月28日の名南将棋大会から、YさんとKさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 始めのほうから見てみます。 戦後逆ですが、後手(実際は先手)の石田流を目指した序盤です。56歩には44歩が必要だという…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 攻めを急がない方が良いです。 A 44歩 B 46銀 C 37桂 第2問 守るか攻めるかの分かれ目です。 A 65銀 B 77金 C 53桂成 第3問 詰めろです。受け方は? A 78金 B 77銀 C 97角
今日の棋譜20181121 平成3年9月、佐藤大五郎先生と第32期王位戦です。 佐藤先生のマキ割り流四間飛車で、大山先生は居飛車を選択し、中央位取りです。 大山先生は端の位も取り、急戦の形です。マキ割り流は攻めっ気が強いので、早く囲って1歩交換です。 65銀…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 少し駒得ですが、と金つくりで焦らされます。どう受けましょうか。 A 56飛 B 54角 C 24角 第2問 どの受けでも悪くはないですが、最小の受けで攻めに転じました。 A 52同飛 B 62歩 C 42銀 第3問 こういう時の手筋です。…
今日の棋譜20181120 平成3年9月、小林宏先生と第9回全日本プロです。 大山先生の四間飛車に小林先生は居飛車穴熊です。 57銀のまま3筋を攻めました。 大山先生は45歩から受けたので、結局銀は66へ出ることになり 四枚穴熊です。大山先生は中央へ飛車をまわり…
20181120今日の一手 7月28日の名南将棋大会から、TさんとMさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 少し前から見てみると 角交換四間飛車で桂頭を攻められ、さらに自陣角を打たれたというピンチでした。しかし24歩同歩同飛…