2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は第204回名南将棋大会(壱)を開催しました。優勝者の速報です。 珍しい4クラス1人ずつの優勝なのですが、A級D級は3勝1敗が1人だけというラッキーな優勝で賞金4000円です。 A級優勝 白井亮太郎さん B級優勝 成田広文さん C級優勝 太田暖乃さん D級優勝 瀧…
先手番中原先生の手を考えます。 第1問 これが本筋なのですね。 A 37歩 B 34歩 C 55歩 第2問 32飛(42から)で後手陣に隙ができていました。 A 27飛 B 55歩 C 55銀 第3問 この62桂が敗着になるのでしょう。 A 31飛成 B 54桂 C 64歩 第4問 まだ難しそうなの…
今日の棋譜20191130 昭和46年1月、中原誠先生と第17期棋聖戦第3局です。 大山先生の四間飛車です。 急戦が見えているのに穴熊にしてしまいました。 中原先生は左46銀の急戦を選びました。一番足が早いでしょう。 34歩同銀38飛には45歩が普通ですが、大山先生…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 ちょっとうっかりしそうな好手です。 A 86歩 B 84銀 C 73歩成 第2問 4筋の歩を突き捨てたので色々見えるのですが、これが一番。 A 71角 B 44歩 C 56金 第3問 どう攻めるか難しそうですが。 A 81飛成 B 36銀 C 37桂 こ…
今日の棋譜20191129 昭和45年12月、中原誠先生と第17期棋聖戦第2局です。 大山先生の四間飛車で 中原先生は急戦のようでしたが55角の変化球。 大山先生は木村美濃を強いられて 中原先生は角を73にひいて玉頭位取りです。大山先生は78に金を上がったので8筋か…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 先手の46歩は急ぎすぎでした。 A 46同歩 B 42飛 C 35歩 第2問 これで十分と見て指せるかどうか。 A 67金 B 67歩 C 59成桂 第3問 ここに手が行くものなんですね。 A 74馬 B 95歩 C 52歩
今日の棋譜20191128 昭和45年12月、花村元司先生と第20回NHK杯です。 大山先生の四間飛車で 花村先生は急戦のようですが 引き角にしました。 37桂を跳ねているので棒銀ではありません。矢倉に組んでどうするか。現代ならば穴熊に組み替えるのですが 攻めるな…
先手番中原先生の手を考えます。 第1問 中原先生は強く返します。 A 35歩 B 25飛 C 16角 第2問 後手のねらいを封じます。 A 41竜 B 38桂 C 56歩 第3問 急所はどこでしょうか。 A 74香 B 95歩 C 45桂 第4問 力をためておきます。 A 95香 B 93桂 C 86桂 第5問 …
今日の棋譜20191127 昭和45年12月、中原誠先生と第17期棋聖戦第1局です。中原先生はすぐに棋聖戦でも挑戦者に。 大山先生の後手三間飛車です。 中原先生は急戦ですが、56歩を突かないで46歩~36歩というのが少し変わっています。大山先生は腰掛銀にして、65…
*風邪が長引いていて頭が働きません。ストックも切れたので、今日の一手の記事はしばらく休みます。 20191127今日の一手 4月の東海団体リーグ戦から、私の将棋です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 ☆ 形勢判断をします。 銀歩と…
後手番中原先生の手を考えます。 第1問 どれもありそう(間違いではない)ですが中原先生は自然な手を選びます。 A 57角 B 85飛 C 53角 第2問 ここはいろいろあって悩ましいです。 A 88角 B 88飛成 C 33角 第3問 これは明快です。 A 77同角成 B 89飛成 C 76…
今日の棋譜20191126 昭和45年12月、中原誠先生と第9期十段戦第6局です。 大山先生の中飛車です。 中原先生は急戦で、75歩から。いつもの大山先生ならば78金として袖飛車にするところです。振り飛車としては78飛が主流でしょうか。64銀に58金左か68金か。 75…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 これが結構良い手です。 A 32金 B 33桂 C 32銀 第2問 やわらかい発想です。 A 84角 B 75歩 C 73銀引 第3問 穴熊の感覚です。 A 45歩 B 34歩 C 65歩 第4問 こういう手も筋です。 A 75角 B 66歩 C 57歩成
今日の棋譜20191125 昭和45年12月、内藤国雄先生と最強者決定戦記念対局です。 大山先生の後手三間飛車ですが、25歩を突かなかったので 石田流です。内藤先生の37金は石田崩し。タイミングはかなり早いです。36歩同歩同銀35歩47銀と1歩持つのを先にしてしま…
20191125今日の一手 4月の東海団体リーグ戦から、私の将棋です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 ☆ 形勢判断をします。 駒の損得はありません。 玉の堅さは後手のほうが堅いです。 先手の攻め駒は持ち駒角と45銀を入れるかどうか。…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 今では当たり前の手ですが、これで中原先生の焦りを誘いました。 A 72飛 B 73金 C 22飛 第2問 21飛成の受け方です。 A 22飛 B 22歩 C 32角 第3問 この手もぴったり。 A 25飛 B 44角 C 23角 第4問 これもぴったりの好手…
今日の棋譜20191124 昭和45年12月、中原誠先生と第9期十段戦第5局です。 大山先生の四間飛車で 端受けなかったのは珍しいのですが 端を詰められたせいか、最初からの予定かはわかりませんが、穴熊にしました。振り飛車穴熊が最初に流行る前の話です。 当時と…
今日は第203回名南将棋大会を開催しました。優勝者の速報です。 E級優勝 岡田仁さん F級優勝 板倉考佑さん G級優勝 若原達也さん H級優勝 加藤了さん I級優勝 山田信一さん 浜島益雄さん 沢田常夫さん J級優勝 藤林義嗣さん 金田輝行さん 優勝された方々おめ…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 銀取りですが。 A 55銀 B 23飛 C 86桂 第2問 どうやっても寄りそうです。まぎれの少ない手順を考えましょう。 A 57角 B 68歩 C 69角
今日の棋譜20191123 昭和45年11月、米長邦雄先生と第20回NHK杯です。 大山先生の四間飛車です。 米長先生は玉頭位取り。 44銀型には48飛までがセットで ここで56歩を打てるようにしておくのです。 大山先生は石田流を目指すのですが 53銀~54銀というのが危…
20191123今日の一手 3月の東海団体リーグ戦から、私の将棋です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 ☆ 形勢判断をします。 先手の2歩損ですが持ち歩があるので損得なしと見ます。 玉の堅さは先手のほうが堅いですが、後手は一路深いで…
先手番関根先生の手を考えます。 第1問 基本手筋です。 A 35銀 B 24歩 C 24桂 第2問 ここも矢倉崩しの手筋です。(どれも悪くはないですが。) A 41銀 B 43桂成 C 23飛成 第3問 もう一息、間違えると逆転される手もあります。 A 33同金 B 25桂 C 41角
今日の棋譜20191122 昭和45年11月、関根茂先生と連盟杯争奪戦記念対局です。 関根先生の先手番は決まっているのでしょう。当然振り飛車を見越して早くに68玉としたら、大山先生は84歩。後年では珍しいのですが、前局は横歩取りでしたから、大山先生が居飛車…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 無理攻めのようなのでどう受けてもよさそうですが、大山先生は手堅く受けました。 A 58玉 B 37飛 C 36金 第2問 強く攻めてよいかどうかの確認です。 A 22角成 B 22飛成 C 18香 第3問 金取りの受け方は? A 18金打 B 39…
今日の棋譜20191121 昭和45年11月、中原誠先生と第9期十段戦第4局です。 3連敗の大山先生は76歩34歩に26歩。相居飛車でやってみようと気分転換です。 互いに飛先の歩を切ってしまったので 横歩取りです。大山先生は横歩取りなんて指したことがあるのでしょう…
先手番中原先生の手を考えます。 第1問 作戦が分裂しているのでまとめるのは大変です。 A 37歩 B 58金左 C 54歩 第2問 ここはどれでも良いのですが、この手までが構想でした。 A 89飛 B 45同歩 C 35歩 第3問 ここでは指しやすいはずです。 A 34歩 B 26桂 C 1…
今日の棋譜20191120 昭和45年11月、中原誠先生と第9期十段戦第3局です。 大山先生の四間飛車です。 中原先生は中央位取り 46歩は突かないほうが良いのですが さらに6筋の歩も交換してしまいます。 3筋の歩を切られたら左金を使って 高く受けました。 大山先…
後手番中原先生の手を考えます。 第1問 中原先生は自然に指しやすくなる順を見つけました。 A 67歩成 B 85歩 C 88歩 第2問 駒得を広げるのですが、気が付きにくい手順です。 A 13角 B 69竜 C 57金 第3問 あっさり寄せてしまいました。 A 28金 B 48飛成 C 58金…
今日の棋譜20191119 昭和45年10月、中原誠先生と第9期十段戦第2局です。 大山先生の中飛車です。 中原先生は右四間飛車でしょうか? 大山先生の56歩は、63銀には55歩ということでしょう。中原先生は早くも65歩と仕掛けます。これは取れないので 大山先生は57…
20191119今日の一手 昨日の問題の少し後です。 形勢判断と次の一手を考えてください。 昨日の一手の回答、でも一手ではないですね。 84角を75に引いて王手です。後手のすべての応手に対しての寄せ方を問いました。 もちろん62玉43竜は簡単ですから、①64桂②64…