2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
先手番加藤先生の手を考えます。 第1問 ちょっと変わった指し方がありました。 A 54歩 B 47銀 C 79角 第2問 後手の言いなりでは負けます。 A 45同桂 B 24歩 C 34歩 第3問 いろいろありそうですが、ちょっと指しにくい手にしました。 A 55桂 B 45歩 C 53桂 第…
今日の棋譜20180831 平成元年8月、加藤博二先生と第55期棋聖戦です。加藤先生は大山先生と同年生まれですが、この期(翌年3月)に引退したみたいです。 大山先生の四間飛車に加藤先生は中央位取りです。 急戦のほうでした。 45歩同歩に45同桂は振り飛車よし…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 どれも同じ結果になりそうですが少し違います。 A 45歩 B 62角 C 44銀 第2問 これで指しやすいはずです。 A 26歩 B 45銀 C 45桂 第3問 難所で微妙な手ですが、後手を引いてはだめです。 A 89飛 B 76桂 C 28飛 第4問 後…
今日の棋譜20180830 平成元年8月、勝浦修先生と第2期竜王戦です。 大山先生の後手三間飛車ですが、勝浦先生は急戦ではなく天守閣美濃で 引き角棒銀です。これは後手番用の戦法だと思うのですが。 互いに銀冠にして 勝浦先生は右銀を引いてしまいました。45歩…
20180830今日の一手 5月5日の名南将棋大会から、SさんとNさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 ☆ 形勢判断をします。 銀銀と角金歩3の交換で、成銀を作られていますが先手の駒得です。終盤なので重視しません。 玉の堅…
後手番田中先生の手を考えます。 第1問 好判断でした。 A 84飛 B 75角 C 25銀 第2問 穴熊ですから。 A 47飛成 B 89馬 C 25飛 第3問 ぴったりの手がありました。 A 41金打 B 61歩 C 26桂 第4問 嫌なところに手を付けられました。 A 26桂 B 33銀打 C 33桂打 第…
今日の棋譜20180829 平成元年7月、田中寅彦先生と第48期A級順位戦です。(大山全集には47期とありますが間違いです) 大山先生の先手三間飛車に田中先生は当然の居飛車穴熊です。 大山先生は右桂を跳ねるのですが、跳ねないほうが良いです。 4筋6筋に位をと…
先手番大島先生の手を考えます。 第1問 当然の一手ではありませんでした。 A 32と B 34飛 C 26飛 第2問 地味な手ですが。 A 51と B 21歩成 C 24角 第3問 平凡な攻めですが。 A 62金 B 53金 C 53竜
20180828今日の一手 5月5日の名南将棋大会から、EさんとNさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 ☆ 形勢判断をします。 先手の1歩得で、後手に持ち歩がないので先手の駒得です。 玉の堅さは後手のほうが堅いです。 先手の…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 端を攻められてちょっと驚きますが。 A 95同香 B 46歩 C 75歩 第2問 これがちょっとうまい手で作戦勝ちになります。 A 46歩 B 85馬 C 65馬 第3問 後手玉のほうが堅いので攻めを考えます。 A 22飛 B 44銀 C 73桂 第4問 …
今日の棋譜20180827 平成元年1月、高橋道雄先生と第2期竜王戦です。 大山先生の先手三間飛車に高橋先生は天守閣美濃です。 四枚美濃かとおもったら75銀。 角交換に85歩を突いて 9筋で棒銀の端攻めでした。 大山先生は銀を取ると危ないので馬を作りに行き 局…
今日は第188回名南将棋大会(弐)を行いました。結果速報です。 皆さまご存知かもしれませんが、平尾栄滋さんが歴史書を出版されました。「徳川家康という男」です。今日は特別にお願いして優勝賞金の一部代替としてサイン入りで提供していただきました。あ…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 軽く動き出します。 A 57角 B 46角 C 74歩 第2問 これが好手で有利になりました。 A 91角成 B 78歩 C 78銀 第3問 後手は持ち駒飛歩だけなので隙がありました。 A 66馬 B 46香 C 36香 第4問 連続俗手でした。 A 25金 B …
今日の棋譜20180826 平成元年7月、南芳一先生(当時王将)と第10回日本シリーズです。 大山先生の先手三間飛車に南先生は天守閣美濃です。 大山先生は石田流へ、 南先生は四枚美濃へ。 大山先生から74歩と動いたら(74同歩には57角か46角か)南先生は86歩を…
20180826今日の一手 5月5日の名南将棋大会から、SさんとMさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 少し前はこれくらいの図で 位取り中飛車でした。左金を移動したいので92香に78飛で58金~47金左を目指したら、54歩同歩同…
先手番米長先生の手を考えます。 第1問 馬を作るための前工作です。 A 35歩 B 24歩 C 53歩 第2問 平凡ですが有利になります。 A 21馬 B 23歩 C 46歩 第3問 駒得ですから。 A 39香 B 33歩成 C 26桂 第4問 一番速い寄せ方です。 A 43と B 54馬 C 54歩
今日の棋譜20180825 平成元年7月、米長邦雄先生と第48期A級順位戦です。(大山全集には47期とありますが間違いです。) 大山先生の四間飛車に米長先生は中央位取りです。 大山先生はすぐに中飛車にして 反発します。 米長先生も黙っているわけもなく、3筋か…
8/19はHくんのレッスン15日目、今日はAくんのレッスン6日目でした。 Hくんは復習を2局 急がないで自玉に手をかけるのが森安流で25桂が攻防手です。 寄せ合いの理論として勉強しました。先手玉は2手すき、後手玉は3手すきくらいですが、後に攻防手(詰めろ逃…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 ゆっくりできなくなりました。 A 36歩 B 55歩 C 97角 第2問 指しやすくなっているので良さそうな手も増えますが。 A 23銀 B 36歩 C 55歩 第3問 次の方針が難しいです。大山先生は安全策でした。 A 64銀 B 28馬 C 66角 …
今日の棋譜20180824 平成元年6月、森雞二先生(当時王位)と第2期竜王戦です。 森先生の三間飛車で 石田流へ。 大山先生は持久戦で6筋の位を取ります。森先生はすぐに反発して 大山先生は3筋をねらいます。(以降は位取りではないのですが、位取りに分類して…
20180824今日の一手 5月5日の名南将棋大会から、HさんとKさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 ☆ 形勢判断をします。 角と飛桂歩歩の交換で竜馬を作り合っています。後手に持ち歩があります(から歩を数えません)が先…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 どうさばいていきますか? A 65同歩 B 56歩 C 77桂 第2問 飛車を逃げる前に A 54歩 B 64歩 C 66銀 第3問 平凡ですがこれで有利です。 A 44銀 B 54歩 C 59飛 第4問 こんな手がありました。 A 67金 B 44歩 C 32金
今日の棋譜20180823 平成元年6月、勝浦修先生と第15期棋王戦です。 大山先生の先手三間飛車に勝浦先生は急戦です。大山先生は67金で急戦に備えました。 勝浦先生はそれでも棒銀はあったかもしれませんが、46銀を見て63銀、二枚銀で中央に備えます。 中央をね…
先手番屋敷先生の手を考えます。 第1問 こうなれば攻めるしかありません。 A 85歩 B 65歩 C 26角 第2問 ちょっと苦しそうに見えるのですが、これで手ごたえありです。 A 37同角 B 37同桂 C 45歩 第3問 どれでもよさそうですが、わかりやすく攻めました。 A 4…
今日の棋譜20180822 平成元年6月、屋敷伸之先生と第39期王将戦です。 大山先生の四間飛車に屋敷先生は袖飛車(右46銀の予定でしょう)の急戦です。 大山先生は定跡外しで45歩の角交換。 屋敷先生は左美濃にして 自陣角を打ちあいます。 角の位置は居飛車と振…
20180822今日の一手 5月5日の名南将棋大会から、HさんとIさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。 一昨日の一手の回答 ☆ 形勢判断をします。 駒の損得はありません。 玉の堅さは(上から攻められるなら)後手のほうが堅いです。 先手の攻め駒…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 どう攻めますか? A 74歩 B 66歩 C 56歩 第2問 大さばきにはしたくないです。 A 66同角 B 76歩 C 55歩 第3問 結構うるさい攻めですが。 A 22同角 B 66飛成 C 52玉 第4問 これでわかりやすいです。 A 56歩 B 73玉 C 52…
今日の棋譜20180821 平成元年6月、森安秀光先生と第30期王位戦です。 森安先生の四間飛車で大山先生は中央位取りです。 持久戦のほうで4筋の歩を交換し 玉頭戦になるのかと思えば、右から攻めようとしました。大山先生は対振り飛車には持久戦なのですが、玉…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 地味ですがこの手の価値が高いのです。 A 85桂 B 91竜 C 64歩 第2問 後に攻防の手になります。 A 48銀 B 27香 C 93角成 第3問 もう一本。 A 24歩 B 26香打 C 18香打 第4問 格好良く寄せました。 A 32銀 B 32金 C 31銀
今日の棋譜20180820 平成元年5月、二上達也先生と第2期竜王戦です。 大山先生の先手三間飛車に二上先生は玉頭位取りです。 大山先生は石田流で 組上がりです。後手としては2筋か4筋の歩を交換するのが普通なのですが 二上先生は42角(64銀ねらい)65歩64歩。…