名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

大山将棋問題集20191231

今年はこれで終わりです。よいお年をお迎えください。 後手番大山先生の手を考えます。 第1問 受け方は? A 45同銀 B 55歩 C 33角 第2問 まだ怖いところですが、反撃に移ります。 A 75桂 B 77歩 C 57歩 第3問 厳しい寄せ方は? A 58銀 B 58と C 86桂

大山将棋研究(1458);中飛車に玉頭位取り(中原誠)

今日の棋譜20191231 昭和46年7月、中原誠先生と第12期王位戦第1局です。今度は中原先生が挑戦する方で、タイトル戦の対局が続きます。 大山先生の中飛車です。 中原先生は玉頭位取りで 76銀としてはいけないのですが、うっかりなのでしょう。56歩が正しいで…

大山将棋問題集20191230

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 勢いよく攻められました。下手なことをするとつぶされます。 A 49飛成 B 54同歩 C 34飛 第2問 ここも注意が必要です。 A 54歩 B 54銀 C 44歩 第3問 少し後に気が付く好手です。 A 72銀 B 72玉 C 55銀 第4問 気持ちよく…

大山将棋研究(1457);四間飛車に中央位取り(中原誠)

今日の棋譜20191230 昭和46年7月、中原誠先生と第18期棋聖戦第3局です。 大山先生の四間飛車で 中原先生は中央位取りです。 昔の将棋は対石田流に46歩を突くことが多いのですが、今は指されません。(この戦型自体が指されませんが。) でも45歩を突こうとい…

大山将棋問題集20191229

後手番内藤先生の手を考えます。 第1問 平凡ですが、その先に大山先生のうっかりがありました。 A 37歩 B 16飛 C 22角 第2問 角の詰めろですが、これで問題なし。 A 25桂 B 34香 C 45歩 第3問 37と を払われて攻めが難しそうですが。 A 64桂 B 87香成 C 25桂…

大山将棋研究(1456);石田流に中央位取り(内藤国雄)

今日の棋譜20191229 昭和46年7月、内藤国雄先生と第10期十段戦です。 内藤先生の三間飛車です。 大山先生は相振り飛車を指さないので居飛車ですが、中央の位を取りました。 3筋の歩を交換させるのはいつものことですが、今回はおとなしく37歩を打って受けま…

第204回名南将棋大会(弐)速報

今日は第204回名南将棋大会(弐)を開催しました。優勝者の速報です。 6クラスで4連勝は1人だけですが、3勝1敗が一人だけで賞金4000円の方が2人も。 E級優勝 安本興生さん F級優勝 杉山哲也さん G級優勝 吉田泰久さん 加藤了さん H級優勝 松尾眞司さん 加藤正…

大山将棋問題集20191228

後手番中原先生の手を考えます。 第1問 後手が悪いので、これが好手というわけでもないのですが、大山先生を惑わせました。 A 73桂 B 55歩 C 65歩 第2問 このあたりで逆転しています。 A 83角 B 56桂 C 87歩 第3問 先手の66角が攻防で、まだ難しそうに見えま…

大山将棋研究(1451);四間飛車に棒銀(中原誠)

今日の棋譜20191228 昭和46年7月、中原誠先生と第18期棋聖戦第2局です。 大山先生の四間飛車です。 中原先生は早めに棒銀を明示しました。 大山先生は78金で左翼を守って、定番の袖飛車です。 44銀が普通の受け(後年では普通なのですがこの頃から始まったの…

大山将棋問題集20191227

先手番中原先生の手を考えます。 第1問 駒損ですが攻めは続きます。 A 22銀 B 34歩 C 53歩 第2問 ここはいろいろな手があります。切れにくい手は? A 21竜 B 64歩 C 52角 第3問 寄せ合いの速度を確認します。 A 52銀 B 46角 C 59歩 第4問 まだ難しそうですが…

大山将棋研究(1450);中飛車に引き角(中原誠)

今日の棋譜20191227 昭和46年7月、中原誠先生と第18期棋聖戦第1局です。 中原先生の66歩が珍しい手で、6筋か7筋の位取りを目指したのでしょうか。 大山先生はそれに対応して中飛車で 早くに5筋の歩を交換します。 中原先生は引き角に。 右銀が進出して、65銀…

大山将棋問題集20191226

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 確実な受け方は? A 74同歩 B 72飛 C 72金 第2問 後の寄せも考えています。 A 44馬 B 73桂 C 18銀 第3問 軽く寄せていきます。 A 36歩 B 45桂 C 47銀 第4問 確実な寄せ方は? A 57桂成 B 37歩成 C 31香 第5問 粘らせま…

大山将棋研究(1449);石田流三間飛車(升田幸三)

今日の棋譜20191226 昭和46年6月、升田幸三先生と第30期名人戦第7局です。 升田先生は4回目の石田流で 前回は手を作るのに苦労していましたから、7筋の歩交換をねらいます。74同歩同飛63銀の時に22角成同銀73角を決行できるか。 大山先生が始めたのでしょう…

大山将棋問題集20191225

先手番大山先生の手を考えます。 第1問 銀は桂と交換することになるのでしょう。その後のことを考えれば A 65歩 B 97桂 C 88飛 第2問 ここでは悪そうなので、開き直って危ない手を指しました。 A 36同飛 B 47桂 C 63歩成 第3問 これで後手玉が詰めろになって…

大山将棋研究(1448);右四間飛車に中飛車(西村一義)

今日の棋譜20191225 昭和46年6月、西村一義先生と第18期棋聖戦、昨日の将棋の指し直し局です。 西村先生は後手番でも84歩を突かないですね。昨日の将棋はこれを目指していて 腰掛銀から右四間飛車をねらっていたのでしょう。大山先生は雁木のようですが 中飛…

大山将棋研究(1447);相居飛車力戦(西村一義)

今日の棋譜20191224 昭和46年1月、西村一義先生と第18期棋聖戦です。 76歩34歩48銀、26歩を後回しか省略か、48銀を見て大山先生は84歩を突きたくなりました。27歩のままだと、例えば右四間飛車に組みやすくなります。 西村先生の56歩~57銀というのが変わっ…

大山将棋問題集20191223

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 ここでも「大山流」が出てきます。 A 71金 B 62金 C 83金 第2問 升田式石田流に対して有効な筋です。 A 89角 B 56角 C 54角 第3問 返し技が利きそうです。 A 73桂 B 76歩 C 84歩 第4問 寄せを視野に入れた手ですが、難…

大山将棋研究(1446);升田式石田流(升田幸三)

今日の棋譜20191223 昭和46年6月、升田幸三先生と第30期名人戦第6局です。 升田先生の石田流です。 今回は通常の角交換で 大山先生の72金は77桂~85桂や96角に備えたものです。升田先生は77銀。これも考えてあったのでしょう。 銀が55に出るのはおかしく見え…

大山将棋問題集20191222

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 実戦的にはこれでしょう。 A 73桂 B 95歩 C 35歩 第2問 勝つためにはこれしかないと判断しました。 A 24歩 B 65歩 C 84歩 第3問 ここが急所です。 A 85歩 B 83桂 C 97桂 第4問 寄せ方は? A 46桂 B 46銀 C 49銀 第5問 …

大山将棋研究(1445);四間飛車に引き角棒銀(花村元司)

今日の棋譜20191222 昭和46年5月、花村元司先生と第19回王座戦です。 大山先生の四間飛車です。花村先生は早くに36歩を突いていますが 引き角にしました。 矢倉に組んで 棒銀です。 そこから穴熊に組みなおすというのも、この頃には少し抵抗がなくなっている…

大山将棋問題集20191221

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 ここはこう指すのが形です。 A 75歩 B 53銀上 C 53銀引 第2問 これで升田先生が指しやすいようです。 A 73桂 B 44桂 C 88飛 第3問 寄せ合いの速度計算をしてみましょう。 A 58と B 44桂 C 12同香 第4問 後手玉の安全度…

大山将棋研究(1444);向い飛車に急戦(升田幸三)

今日の棋譜20191202 昭和46年5月、升田幸三先生と第30期名人戦第5局です。 大山先生の向い飛車です。升田先生の42玉が結構考えた手なのでしょう。先手が86歩と仕掛けるのが升田流の向い飛車です。82飛にひもがついているので86同歩同角でも大丈夫ですし、77…

大山将棋問題集20191220

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 先手にずいぶん動かれましたが、局面が落ち着けば十分でしょう。作戦勝ちを主張します。 A 39角 B 46歩 C 57歩 第2問 ここは気を付けねばなりません。 A 35同角 B 43銀 C 46歩 第3問 端を破られてしまいました。 A 65…

大山将棋研究(1443);中飛車に右四間飛車(桐山清澄)

今日の棋譜20191220 昭和46年5月、桐山清澄先生と第10期十段戦です。 大山先生の中飛車です。 桐山先生は右四間飛車でしょうか? 47銀~56銀は間に合わないのですが、22角が浮いているので45歩を突くことができました。 さらに56歩も取れないので 乱戦までに…

大山将棋問題集20191219

先手番大山先生の手を考えます。 第1問 3筋の受け方はこれくらいしかありません。 A 38金 B 58金左 C 47銀 第2問 85歩の飛取りに同飛とは。 A 85同金 B 86歩 C 77桂 第3問 受けの勝負手を指しました。 A 66同金 B 68歩 C 87飛 第4問 79と が来る前に。 A 85…

大山将棋研究(1442);三間飛車に中央位取り(大野源一)

今日の棋譜20191219 昭和46年5月、大野源一先生と第18期棋聖戦です。 大野先生の三間飛車です。大野流三間飛車は53銀型にするのですが 大山先生は早々と中央の位を取りました。 三間飛車ですから石田流にするのが自然です。大山先生はやはり3筋の歩交換を避…

大山将棋問題集20191218

後手番大山先生の手を考えます。 第1問 74歩の受け方は? A 72金 B 54角 C 43銀 第2問 歩切れなので83歩成が受けにくそうですが。 A 66歩 B 76歩 C 95角 第3問 これが良い手で、升田先生を悩ませました。 A 54香 B 46歩 C 85桂 第4問 後手玉も危なさそうです…

大山将棋研究(1441);升田式石田流(升田幸三)

今日の棋譜20191218 昭和46年5月、升田幸三先生と第30期名人戦第4局です。 升田先生はまたも石田流です。この名人戦は升田式石田流で知られます。 76飛に88角成ではなかったので、66歩か77桂から普通の石田流に組むことはできました。 どうしても大舞台で升…

大山将棋問題集20191217

後手番加藤先生の手を考えます。 第1問 どう仕掛けるか知らないとわからないでしょうね。 A 72飛 B 65歩 C 95歩 第2問 この攻めは強引に見えたのですが。 A 96歩 B 69角 C 99角 第3問 この手を間に合わせようとは。後手玉が堅いからなのでしょうね。 A 65歩 …

大山将棋研究(1440);三間飛車に3歩突き捨て急戦(加藤一二三)

今日の棋譜20191217 昭和46年5月、加藤一二三と第10期十段戦です。 大山先生の先手三間飛車です。 三間飛車だけ先手後手を付けて書いているのは、先手三間飛車では急戦を仕掛けにくいからなのですが、加藤先生は急戦で75歩。これは3歩突き捨て作戦ですね。青…