名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

升田将棋問題集20220930

先手番塚田先生の手を考えます。 第1問 基本手筋です。 A 24同飛 B 24同角 C 23歩 第2問 横歩を取れるかどうか。 A 34飛 B 28飛 C 27飛 第3問 これで先手有利になっているのでした。 A 99香 B 79金 C 54桂

升田将棋研究(120);急戦矢倉(塚田正夫)

今日の棋譜20220930 1950年対局日不明で、塚田正夫先生と九段戦です。全日本選手権戦は九段戦に替わりました。 塚田先生の先手で矢倉です。 5筋を突き合う矢倉ですが、現代だと早囲いが珍しいところでしょうか。もちろん藤井矢倉ではないです。 升田先生は急…

升田将棋問題集20220929

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 この形ならば後手有利になるのです。 A 95歩 B 86歩 C 65歩 第2問 攻め方はいくつかあるのでしょうが、とりあえずはここを。 A 86歩 B 65桂 C 75歩 第3問 飛を逃げる前の手筋で決まります。 A 87同飛成 B 45歩 C 99角

升田将棋研究(119);角換わり腰掛け銀(坂口允彦)

今日の棋譜20220929 1950年、月日不明で坂口允彦先生と順位戦です。 坂口先生の先手で角換わりです。 相腰掛け銀に進みますが 坂口先生は48金の形です。29飛とするかと思えば 45歩~47金。先手が4筋の位を取ると先攻しにくいです。先後同型で65歩に46角を打…

升田将棋問題集20220928

先手番大山先生の手を考えます。 第1問 桂頭を攻められて受けにくいです。これでなんとかバランスを取るしかないか。 A 67銀打 B 62銀 C 24歩 第2問 この銀打は厳しいですが、対応できます。 A 57同金 B 56飛 C 85銀 第3問 即詰みです。

升田将棋研究(118);急戦矢倉(大山康晴)

今日の棋譜20220928 1949年12月、大山康晴先生と順位戦です。 大山先生の先手で矢倉です。 升田先生は2筋を角で受けた、これは3手で四手角にするねらいですが、 角を転回するには時間がかかるので、大山先生は右銀を繰り出します。 3筋の歩を交換して 84角に…

升田将棋問題集20220927

先手番升田先生の手を考えます。 第1問 これで先手の作戦勝ちです。 A 45歩 B 26角 C 56金 第2問 端攻めを続行します。 A 25飛 B 15香 C 14歩 第3問 43歩同金(52から)を利かしたところ。逆モーションの感じがしますが、好手があります。 A 45歩 B 33香 C 64…

升田将棋研究(117);角換わり腰掛け銀(木村義雄)

今日の棋譜20220927 1949年12月、木村義雄先生と名人A級総当り十番将棋、名人がA級10人全員と対局する企画です。翌年には名人A級選抜勝継戦(データはこれを棋戦名にしている)となり、後に王位戦に統合されます。 升田先生の先手で角換わりです。 相腰掛銀に…

升田将棋問題集20220926

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 先手は飛を切るつもりの底歩ですが。 A 27銀 B 47銀 C 31玉 第2問 この55角が甘い手でした。寄せ合いに入ります。 A 57歩 B 28飛 C 36角 第3問 攻防の角を打たれたのですが、先手玉は即詰みです。

升田将棋研究(116);相掛り(五十嵐豊一)

今日の棋譜20220926 1949年11月、五十嵐豊一先生と順位戦です。 五十嵐先生の先手で相掛りです。 新旧対抗になりました。相掛りだと旧型も息が長いです。 旧型は中央位取りに進むことが多いです。雁木に組みなおす方が難しいと思いますが。 五十嵐先生は端の…

第233回名南将棋大会(壱)結果速報

本日は第233回名南将棋大会(壱)を開催しました。結果速報です。 A級優勝 前川海里さん (写真を取り忘れました、すみません。古い写真をあげておきます。) B級優勝 青木一さん 細川陽さん C級優勝 瀧本洋満さん 成田広文さん 永島孝則さん D級優勝 斉田賢治さ…

升田将棋問題集20220925

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 先手の軽い攻めですが、後手にはこの手があるのでうまくいきません。 A 33銀 B 44角 C 65歩 第2問 角の打ち込みも成立せず。 A 33角 B 23金 C 34歩 第3問 先手にうまく攻められたようですが。 A 66歩 B 44金 C 35銀 第…

升田将棋研究(115);相掛り(高島一岐代)

今日の棋譜20220925 1949年11月、高島一岐代先生と順位戦です。 高島先生の先手で相掛りです。 互いに引き飛車で 新旧対抗になりました。 先手の66歩~67金は珍しい指し方だと思います。 升田先生は腰掛銀から63金。この当時は右桂を跳ねる前に金で桂頭を守…

升田将棋問題集20220924

後手番萩原先生の手を考えます。 第1問 大模様を張られて息苦しかったのですが、ここでチャンスがきました。 A 52金右 B 64歩 C 45歩 第2問 桂得になりましたが、桂を殺されました。ならば。 A 46歩 B 46桂 C 57歩 第3問 駒得は消えても、この手があるので優…

升田将棋研究(114);力戦中飛車(萩原淳)

今日の棋譜20220924 1949年10月、萩原淳先生と全日本選手権戦です。これが最終戦のようで、升田先生が勝てば3人とも2勝2敗ですが。 升田先生の先手で、8筋を角で受けない中央位取りです。 後手が横歩を取る将棋、この頃には見られる戦型(名人戦でも指された)…

升田将棋問題集20220923

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 代償なしに銀を取られてはいけません。 A 55歩 B 64角 C 86歩 第2問 寄せ合いに移行します。いろいろあるのでしょうが、この手を間に合わせるものですか。 A 56桂 B 36歩 C 55銀 第3問 駒得の筋が見えますが。 A 56馬 …

升田将棋研究(113);相掛り(坂口允彦)

今日の棋譜20220923 1949年10月、坂口允彦先生と。棋戦名は不明で、坂口先生がチェスに転向していたのが復帰したのでという企画でしょうか。 坂口先生の先手で相掛りです。 浮き飛車と引き飛車で 旧型の54歩を見て、坂口先生は角を交換します。 新旧対抗とい…

升田将棋問題集20220922

先手番升田先生の手を考えます。 第1問 角が死んでいるのですが、攻めは続きます。 A 33歩 B 15香 C 13歩 第2問 駒損で難しそうですが。 A 33歩 B 14金 C 72銀

升田将棋研究(112);角換わり腰掛け銀(丸田祐三)

今日の棋譜20220922 1949年10月、丸田祐三先生と順位戦です。 昔の棋譜には阪田流に誘導するようなものがあるのですが、本当にそう進んだかどうか(33角成同金)はわかりません。 しばらく待って角交換をしたので、手損のない角換わりです。 丸田先生は今風の6…

升田将棋問題集20220921

先手番木村先生の手を考えます。 第1問 強く攻めあって優勢になります。 A 15歩 B 25銀 C 41銀 第2問 一気に寄せてしまいます。 A 13同歩成 B 11角成 C 24飛 第3問 どれを取りましょうか。 A 82角成 B 37角 C 11角成 第4問 ここから即詰みです。とりあえず初…

升田将棋研究(111);角換わり腰掛け銀(木村義雄)

今日の棋譜20220921 1949年8月、木村義雄先生と全日本選手権戦です。 木村先生の先手で角換わりです。でも昨日の将棋も木村先生が先手でしたからおかしいです。千日手があったのか? そもそもこの時代は名人が後手とされたことが多かったのですが。 角換わり…

升田将棋問題集20220920

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 この図で173手、ずっと攻められて苦しかったのですが、ポカを指してもらえました。 A 54銀 B 54角成 C 45角成 第2問 竜の処置は? A 76銀 B 84竜 C 44竜 第3問 長い戦いがやっと終わります。 A 77成桂 B 95歩 C 84金

升田将棋研究(110);相矢倉(木村義雄)

今日の棋譜20220920 1949年6月、木村義雄先生と全日本選手権戦です。萩原木村升田で3人総当たりでした。木村先生は名人復位したところです。 角換わりかと思ったら5筋の歩を突き合います。 木村先生が角筋を止めて 角を引き合った図です。24歩同歩同角同角同…

升田将棋問題集20220819

後手番萩原先生の手を考えます。 第1問 指されてみればなるほど。 A 86同角 B 65歩 C 54歩 第2問 飛取りになっているのに76歩同銀を入れたのはおかしな感じですが、これでも良いのです。 A 66角 B 57角成 C 64角 第3問 66桂を払われて、まだ長いかと思ったら…

升田将棋研究(109);相掛り腰掛け銀(萩原淳)

今日の棋譜20220919 1949年5月、萩原淳先生と全日本選手権戦です。決勝リーグは3人。2局ずつ指したようです。 26歩34歩25歩33角76歩42銀48銀と進み、振り飛車もありますが 84歩78金85歩69玉。とりあえず相居飛車は確定。86歩同歩同飛は24歩同歩22歩88飛成同…

升田将棋問題集20220918

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 駅馬車定跡のようですが。 A 52玉 B 44歩 C 64角 第2問 ちょっともったいない感じもしますが、これで良いです。 A 85歩 B 85桂 C 95歩 第3問 先手のねらいに気が付かねばなりません。 A 33桂 B 46角打 C 55銀 第4問 こ…

升田将棋研究(108);相掛り腰掛け銀(大山康晴)

今日の棋譜20220919 1949年4月、大山康晴先生と全日本選手権戦です。 大山先生の先手で相掛りです。 互いに引き飛車 相腰掛銀に。初期のころは69玉41玉の形だったようで、もう少し先にガッチャン銀が流行するころには68玉42玉の形になっていくでしょう。 47…

升田将棋研究(107);二枚落ち(藤澤庫之助)

今日の棋譜20220917 1949年1月、藤沢庫之助(朋斎、囲碁八段)先生と、将棋世界の新春企画でしょう。私は子供のころ少しだけ囲碁をやってみたのですが(ルールも完全ではないです)、買った本が藤澤先生の著書だったのでなじみがあります。 62金36歩54歩35歩53金…

升田将棋問題集20220916

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 先手にとって嫌な手です。 A 24歩 B 53銀 C 53角 第2問 決戦するかどうか。 A 66歩 B 46歩 C 34金 第3問 どうやっても勝ちそうなくらいの形勢ですが、ゆっくりとしています。 A 75角 B 26歩 C 72歩 第4問 飛を逃げても…

升田将棋研究(106);相矢倉(土居市太郎)

今日の棋譜20220918 1948年12月、土居市太郎先生と全日本選手権戦です。 土居先生の先手で矢倉です。近年になって土井矢倉(左金が58に上がる)という名前が出るようになりましたが、引退間近でも矢倉が好きなようです。 現代矢倉では早囲いはちょっと怖いです…