名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

名将研究会棋譜解説20261003(1)

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.80 棋譜ファイル ----
開始日時:2026/10/03
手合割:平手  
先手:
後手:
先手省略名:K
後手省略名:S
手数----指手---------消費時間--
   1 7六歩(77)   ( 0:00/00:00:00)
   2 8四歩(83)   ( 0:00/00:00:00)
   3 2六歩(27)   ( 0:00/00:00:00)
   4 3四歩(33)   ( 0:00/00:00:00)
   5 2五歩(26)   ( 0:00/00:00:00)
   6 8八角成(22) ( 0:00/00:00:00)
   7 同 銀(79)   ( 0:00/00:00:00)
   8 2二銀(31)   ( 0:00/00:00:00)
   9 7七銀(88)   ( 0:00/00:00:00)
  10 3二金(41)   ( 0:00/00:00:00)
  11 4八銀(39)   ( 0:00/00:00:00)
  12 3三銀(22)   ( 0:00/00:00:00)
  13 7八金(69)   ( 0:00/00:00:00)
  14 4二飛(82)   ( 0:00/00:00:00)

角換わりの出だしでしたが、後手Sさんは四間飛車に。でも83の地点が空いています。

  15 8三角打     ( 0:00/00:00:00)
  16 7四角打     ( 0:00/00:00:00)
  17 同 角成(83) ( 0:00/00:00:00)
  18 同 歩(73)   ( 0:00/00:00:00)
  19 8三角打     ( 0:00/00:00:00)
  20 7二飛(42)   ( 0:00/00:00:00)

馬作りを拒否すると、飛角交換になります。「序盤は飛よりも角」という将棋格言があったのですが、今は通用しないかも。一般的には飛の価値が高く、限定された場面で角の価値が高くなります。本譜は後手の手得ということもなく、先手有利です。
  21 同 角成(83) ( 0:00/00:00:00)
  22 同 金(61)   ( 0:00/00:00:00)
  23 6八玉(59)   ( 0:00/00:00:00)
  24 5二玉(51)   ( 0:00/00:00:00)

72角成は同銀だったでしょう。この中住まいは角の打ち込みに強くて、飛を打ち込まれたら終わり、なのでこの場合は不向きです。
  25 4六歩(47)   ( 0:00/00:00:00)
  26 6二銀(71)   ( 0:00/00:00:00)
  27 3六歩(37)   ( 0:00/00:00:00)
  28 7三銀(62)   ( 0:00/00:00:00)
  29 3七桂(29)   ( 0:00/00:00:00)
  30 4二角打     ( 0:00/00:00:00)

この自陣角は守りでしょうか。働きは悪いです。
  31 1六歩(17)   ( 0:00/00:00:00)
  32 6四銀(73)   ( 0:00/00:00:00)
  33 4七銀(48)   ( 0:00/00:00:00)
  34 9二角打     ( 0:00/00:00:00)

もう1枚は92へ。どちらも働きが悪いので、形勢は先手優勢です。
  35 5八金(49)   ( 0:00/00:00:00)
  36 7五歩(74)   ( 0:00/00:00:00)
  37 同 歩(76)   ( 0:00/00:00:00)
  38 同 銀(64)   ( 0:00/00:00:00)
  39 7六歩打     ( 0:00/00:00:00)
  40 6四銀(75)   ( 0:00/00:00:00)
  41 9六歩(97)   ( 0:00/00:00:00)
  42 5五銀(64)   ( 0:00/00:00:00)
  43 7五飛打     ( 0:00/00:00:00)

先手Kさんは両取りに飛を打ったのですが

  44 7三桂(81)   ( 0:00/00:00:00)
  45 5五飛(75)   ( 0:00/00:00:00)

ここで44銀と追われると、飛を取られて難しくなったでしょう。75飛はわなでした。
  46 6五桂(73)   ( 0:00/00:00:00)
  47 6六銀(77)   ( 0:00/00:00:00)
  48 4四銀(33)   ( 0:00/00:00:00)
  49 5六飛(55)   ( 0:00/00:00:00)

これも飛を取られるのですが
  50 7七桂成(65) ( 0:00/00:00:00)
  51 同 桂(89)   ( 0:00/00:00:00)
  52 5六角(92)   ( 0:00/00:00:00)
  53 同 歩(57)   ( 0:00/00:00:00)

銀桂得なので問題なし。
  54 3九飛打     ( 0:00/00:00:00)
  55 4五歩(46)   ( 0:00/00:00:00)
  56 3七飛成(39) ( 0:00/00:00:00)
  57 2九飛(28)   ( 0:00/00:00:00)
  58 4五銀(44)   ( 0:00/00:00:00)
  59 3八銀打     ( 0:00/00:00:00)
  60 1七桂打     ( 0:00/00:00:00)
  61 3七銀(38)   ( 0:00/00:00:00)
  62 2九桂成(17) ( 0:00/00:00:00)
  63 8一飛打     ( 0:00/00:00:00)
  64 7一歩打     ( 0:00/00:00:00)
  65 5五角打     ( 0:00/00:00:00)
  66 3九飛打     ( 0:00/00:00:00)
  67 9一角成(55) ( 0:00/00:00:00)
  68 1九成桂(29) ( 0:00/00:00:00)
  69 7五香打     ( 0:00/00:00:00)
  70 4六香打     ( 0:00/00:00:00)
  71 同 銀(37)   ( 0:00/00:00:00)
  72 同 銀(45)   ( 0:00/00:00:00)
  73 同 馬(91)   ( 0:00/00:00:00)
  74 6九銀打     ( 0:00/00:00:00)
  75 5九香打     ( 0:00/00:00:00)
  76 5八銀成(69) ( 0:00/00:00:00)
  77 同 銀(47)   ( 0:00/00:00:00)
  78 4八金打     ( 0:00/00:00:00)
  79 6五桂(77)   ( 0:00/00:00:00)
  80 5九飛成(39) ( 0:00/00:00:00)
  81 7七玉(68)   ( 0:00/00:00:00)
  82 5八龍(59)   ( 0:00/00:00:00)
  83 7二香成(75) ( 0:00/00:00:00)
  84 4一玉(52)   ( 0:00/00:00:00)
  85 7一飛成(81) ( 0:00/00:00:00)
  86 5一香打     ( 0:00/00:00:00)
  87 6二成香(72) ( 0:00/00:00:00)
  88 6四銀打     ( 0:00/00:00:00)
  89 5一成香(62) ( 0:00/00:00:00)
  90 同 角(42)   ( 0:00/00:00:00)
  91 6二銀打     ( 0:00/00:00:00)
  92 投了         ( 0:00/00:00:00)
まで91手で先手の勝ち

後手Sさんは定跡を外れた乱戦を得意としているようなのですが、主張のない形ではだめでした。

第281回名将戦(1)結果速報

本日は第281回名将戦(1)を行いました。結果速報です。

1組優勝

林喜行さん

中嶋郁さん

2組優勝

瀧本洋満さん

佐藤健人さん

3組優勝

宮嶋三來さん

4組優勝

荒木昭一さん

森巌さん

5組優勝

北爪邦治さん

長谷川智也さん

6組優勝

西山勇樹さん

優勝された方々、おめでとうございます。

参加された皆様、ありがとうございました。

 

今日のトーナメント表の画像です。

 

SS6-6 急戦矢倉 62飛戦法(4)

ここまで戻って

最善手は36歩だとされています。85桂は88銀65歩同歩同飛86歩

88角成とされても同角で耐えているから大丈夫だという解説です。AIに聞くと、66歩68金引 (あるいは57金) 97桂成同香

この図の評価値はわずかにマイナスです。もう少し追いかけると、61飛37桂94歩

15桂44角45桂95歩

この図の評価値は-90、後手が指しやすいみたいです。

だから昨日の変化のほうが先手に取っては優ります。

SS6-6 急戦矢倉 62飛戦法(3)

昨日の話以前に問題があります。

ここで68角ではつぶれ、24歩同歩同角でしたが

後手は23歩を打たずに85桂88銀65歩

1歩持っているので、65同歩に66歩を打てます。57金65飛68歩44角

23歩を打たずに、26歩~25飛をねらいます。先手は42角成とするでしょう。同金右21飛成31金

寄り付きがないので23竜が最善で、評価値は-107、後手が指しやすいです。間違えて28竜とすると、27歩同竜67歩成同歩49角

この筋で終わります。28竜88角成67角成。

なので

ここで24歩同歩同角とすること自体に問題がありました。

でもAIに聞くと、24歩同歩同角85桂の時に銀を逃げないで68角77桂成同桂23歩

我慢してみると評価値はわずかにプラスです。明日調べる変化のほうが良いとされているのですが、評価値ではこれが先手の最善です。

12月の予定

12月の予定が決まりました。

第281回 名将戦(1) 10月10日(土);R1800点以上 (R1700以下の方はご遠慮ください)

第281回 名将戦(2) 10月18日(日);R1800点以下 (R1900以上の方はご遠慮ください)

第282回 名将戦(1) 11月1日(日);R1800点以上 (R1700以下の方はご遠慮ください)

第282回 名将戦(2) 11月14日(土);R1800点以下 (R1900以上の方はご遠慮ください)

第283回 名将戦(1) 12月27日(日);R1800点以上 (R1700以下の方はご遠慮ください)

第283回 名将戦(2) 12月13日(日);R1800点以下 (R1900以上の方はご遠慮ください)

熱田生涯学習センターにて10時開始です。

 

第38回名将研究会は11月21日(土)です。

9時30分開始で1日3局。

 

SS6-6 急戦矢倉 62飛戦法(2)

後手には別の攻め筋があります。

ここで85桂ではなくて、65歩同歩同桂66銀64銀

互角だと解説されていて、評価値は-85、後手が指しやすいか。以下はAIの読み筋です。79玉53銀上59銀44銀96歩14歩36歩55歩

取るのはまずそうなので、37桂35歩46角

36歩25桂45銀35角

63飛33歩同桂65銀同銀57桂

34銀65桂同飛33桂成同角77桂

63飛54銀67飛成

67同金66歩53銀不成

35銀53銀成同玉

ここまで進めても評価値は-62です。人間がまねをできるとは思いませんが、難しい攻防です。先手番としては許容できないでしょう。

SS6-6 急戦矢倉 62飛戦法(1)

62飛戦法に移ります。一時期しか指されなかったと思うので、知らない人のほうが多いでしょう。定跡本としては、西尾明先生の

矢倉の基本 ~駒組みと考え方~ (マイナビ将棋BOOKS) | 西尾 明 |本 | 通販 | Amazon

です。

これも先手が66歩を突く矢倉の時の戦法ですが、普通の相矢倉の駒組から64歩とします。米長流急戦矢倉を思わせるのですが、79角に53銀右

古い雁木に見えるかもしれません。68角62飛

これで62飛戦法ですが、まだ古い形の雁木かも。

後手のねらいとしては

飛角桂の攻めですが、こうなれば後手優勢です。

戻って

ここで何かやってくるのだと気が付かねばなりません。26歩62飛25歩73桂

ここで24歩同歩同角とするのが普通です。23歩68角

85桂88銀65歩同歩同飛66歩

先手は1歩持っているので66同角とされても受けきれます。持っていないと後手有利です。

とりあえずの後手のねらい筋がわかりました。金銀4枚で玉を囲い、飛角桂で手になれば後手有利です。後手の3枚の攻めならば、先手は受けきれなければなりません。