後手が端の鞍を取る形で

37桂73桂38飛

58飛は疑問手だと分かりましたから、先手は38飛を選びます。22玉26歩24銀16歩85桂86銀81飛

後手は桂を跳ねて飛を引く待機の形です。15歩53銀65歩82角57角

先手は角を使っておいて攻めのタイミングをはかります。64歩同歩同角65歩82角25桂

45歩には66角がカウンターで決まります。仕方ない61飛の待機に35歩同歩13桂成

先手も端の位を取っているので、桂を成り捨てるのが有効です。13同銀14歩24銀13歩成同香14歩

これも細かい手筋ですね。先に香を入手できます。14同香同香に13歩35銀

この図の評価値は+317の先手有利。森内先生は先手ペースとしています。銀交換で52銀の傷もあるので、先手はかなり攻めやすい形です。
後手としては

14同香同香の時に、13歩ではなくて66歩同金45桂

反撃すればまだ難しいようですが、この図の評価値は+44。互角ながらやや先手に分があるようです。
ということで、もっと戻って、81飛のところで14歩と受けるほうが良さそうなのですが

65歩53角15歩同歩35歩

35同銀同銀同歩55歩同歩25桂

先手は予定通り攻めて、評価値は+118、満足できる展開です。
後手は53角と引かねばならなかったので、85桂86銀14歩

ちょっと欲張ってみます。65歩に73角と引けるようになったのですが、75歩同歩同銀

この図の評価値は+296、先手の作戦勝ちです。
結局は後手が待つにしても、14歩と受けたいし、角もあらかじめ引いておいた方が良い、ならば9筋を攻める態勢はあとまわし、ということになり、これまで見てきたような総矢倉で待つ形が主流です。実際に優秀でした。