名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

SS5-2 相矢倉46銀37桂型(56)

先手の穴熊の続きです。

後手の85歩型で

98香95歩99玉

64角65歩73角88銀

64歩同歩同角65歩73角

先手は激しく攻めるのは失敗でした。25桂に84角がAIの指摘する好手です。35歩66歩77金寄73桂

この図の評価値は-67、後手が指しやすそうですが、実戦例だと思ってこの先を進めてみましょう。34歩65桂35銀37歩

これを37同飛と取ると、77桂成同金25銀同歩65桂

先手は飛の横利きが消えたのが痛く、評価値は-493、後手の寄せ合い勝ちになります。

戻って

37歩は取れないので、24銀同歩33銀

33同桂同歩成同金寄同桂成同金37飛34歩

先手は3筋から攻め続けるしかないですが、35歩か46桂か。35歩は同歩同飛77桂不成

ここは桂不成しかだめなようで、77桂成としても78成桂までの余裕はなく、88銀を取るよりは89桂を取るほうが先手玉が薄くなると。34歩89桂成同玉23金33金31玉

後手の最善手順も難しいのですが、ここまで進めば評価値は-576の後手有利です。

戻って

46桂には45銀 (後手は先に金を取れるけど、桂を渡すので損をする) 35歩同歩34歩32金35飛21桂

15歩77桂成同角(77同金は67歩成同金78金・・・これも難しいが先手は角で取るほうが得) 67金79金打96歩

千日手もあり得ましたが、後手が打開して攻めます。96同歩は78金同金67銀68金打78銀成同金67金79銀77金

77同金67歩成同金86歩同歩87歩同銀69角

ここに角を打ちこんで47角成とすればよく、この図の評価値は-394の後手有利です。

ということは

96同歩とは取れず、14歩の攻め合いです。97歩成同香96歩同香同香97歩

78金同金67歩成同金78銀13歩成31玉33歩成

33同桂は22金から攻められるので難しく、33同金68金97香成同桂89金98玉46銀

46同歩は86桂が厳しいです。78金35銀89玉66桂79金19飛

39歩96歩65桂97歩成

97同銀96歩88銀78香

68金13香同香成39飛成69歩67歩

やっと評価値は-526に下がり、後手有利です。

途中はAIにも難しいようで、何度も修正しながら進めてようやくたどり着きました。定跡として覚えるものではないですが、攻防の感覚が分かれば十分です。