名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

SS5-6 相矢倉森下システム(52)

後手が雀刺しで攻めたらどうなるでしょうか。

2筋の歩を突くのではなくて38飛、43金右に46歩

93香47銀92飛

86銀85桂35歩同歩同飛

反撃するために1歩持っておくことが重要です。96歩同歩97歩には85銀

香を渡すと34香から飛をいじめられる形ですから、桂を取ってしまいます。85同歩には同飛ですね。なので後手は34銀と立って飛を追うのですが、所司先生の解説38飛以下でも先手は悪くはないです。AIに聞くと34同飛同銀83銀91飛82銀不成

この図の評価値は+215の先手良しです。飛の逃げる場所で変化がありますが、(51飛ならば93銀成85歩95角) 92飛84銀82飛93銀不成 (銀成でもよい) 83飛95角

角を使えるから先手良し~有利ということのようです。後手は歩切れなので39香も見えますね。

戻って

34歩38飛に97桂成から攻めたらどうでしょうか。97同銀96歩

96同銀の評価値はマイナスです。86銀が正解で、85歩には84桂91飛92歩

1歩持っているので飛先が止まるので評価値は+208です。46角のけん制がない形でも、この変化は先手良し。

なお後手が93香ではなくて94香としていた場合は93飛とかわせるのですが、72桂成が

厳しいので銀の取り合いにはできず、先手有利です。

後手は43金右としている形が中途半端で、速攻するわけにはいきません。と言って43金右を保留しても、先手は46歩としないで35歩同歩同飛

これで後手が指しにくいのです。