名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

SS5-6 相矢倉森下システム(36)

森下システムに雀刺しの途中図です。

16歩と待てば、97桂成以下の攻めは無理だとわかりました。では14歩と受けられたらどうか。AIの最善手はわずかに57角ですが。

ここで後手が端攻めをする変化が難しいです。(もう一手待たれても、先手が何を指すべきかは難しいですが。) 97桂成同銀85歩には65歩

この角の位置でけん制できれば先手が指しやすいようです。評価値は+175

でも

97桂成同銀96歩86銀85歩

この時には先手の角の守備力が低下しています。84桂82飛85銀97歩成同香同香成同桂

96歩同銀84飛ならば先手有利になるのですが、AIに聞くと73銀の時が厄介です。94歩84銀86香

ちょっと変わった受け方ですが、85銀同桂96歩

93歩成97歩成同玉85飛94と

91香95銀94香同銀45飛

46歩96歩同玉84桂

ここまで進んでやっと角の位置の違いが出てきます。(調べるのにも一苦労です。) 84同香は95銀で詰みですね。68角の位置ならば問題なし。後手優勢になるのでした。

ということでここまで戻って

73銀に94歩ではまずそう。86香と受けて

83歩46角64歩94歩

84歩93歩成81飛94銀45香

79角47香成83と62銀84と96歩

後手が巧妙に攻めています。74と71飛75歩65歩83銀不成

ここまで進めて評価値は+52、わずかにプラスです。途中ではマイナスでした。

何とも難しい話です。

さらには、後手が93香ではなくて94香としていたら

(これは先手が16歩と待った時に94香としても同じような図です。) 97桂成同銀96歩86銀85歩84桂93飛

後手は飛を上にかわすことができます。この図の評価値は-168の後手ペース。

ということで先手が25歩~37銀としても、すぐには攻められないので問題が生じるのでした。