85桂型で

35歩同歩15歩同歩35銀同銀・・・という手順を疑ってみましょう。85歩型で先手が有効だったのは、35歩同歩15歩同歩55歩同歩35銀

所司先生の解説には、85桂型では言及がありません。AIに聞くと56歩同金35銀同角34歩57角19角成

この図の評価値は-210の後手良しです。先手は13歩から端を攻めることになるのですが、すると桂を渡すので64桂が厳しくなるというのが理由だと思われます。81桂85歩の形ならば評価値は少しプラスなのですが。
これは後手の85桂型が良い方に働く変化でした。
戻って

35歩に同銀と取ると

35同銀同歩15歩37銀39飛

後手としては15歩と戻せばこれまでやった手順に合流します。ここで28銀成は悪手で、35飛34歩65飛64歩46角

この図の評価値は+1178の先手優勢。(所司先生は先手有利としています。)
もう一つ

15歩同歩35歩の仕掛け手順だと

35同銀を嫌った意味はあるのですが、16歩34歩17歩成

解説は35銀とぶつけて形勢不明とされていますが、評価値は-290の後手良しです。
先手としては35銀ではなくて75歩同歩74歩51角17香同香成75銀

このほうがましですが、評価値は-156の後手ペースです。この変化は85歩型よりも後手が得なようです。