名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

SS4-11 中央位取り中飛車(29)

先手の96歩の工夫に対して、長谷部先生は44歩を勧めています。

角筋が止まるので評価は下がるのですが、68銀43銀76飛45歩

45の位を取り、また角筋が通ればよい感じです。57銀54歩46歩

先手が反発すると、55歩45歩54銀左46飛86歩

この突き捨てをどちらで取るかですが、86同歩は13角58金左88歩

この図の評価値は-223の後手良しです。

戻って

86同飛は同飛同歩87飛78金

86飛成ではなく、88飛成同金56歩で両取り、66銀65歩55歩

ここは43銀と引いて、65銀57歩成

この図の評価値は-405で後手有利です。位取りの将棋に慣れていれば指し方はわかりやすいでしょう。

別の進行例としては

先手が76飛ではなく58金左として、54歩同歩同銀右77桂

45歩97角44角

4筋の位を取っていれば、44角は好位置です。74歩63金73歩成同桂74歩65桂・・・は大丈夫なので、76飛に63金57銀22玉46歩32金

戦いの始まる前に玉を固めておきます。位は失うのですが、45歩同銀46歩54銀引47金33桂

この図の評価値は-96、後手がちょっと指しやすいというくらいです。

もう一例書いてあって46歩

先手が45の位を拒否した場合は、54歩同歩同銀右77桂45歩

後手から45歩を突いて角筋を通すので、同じような形ではあります。45同歩同銀76飛63金58金左33角

45の位を取っていないので、44角ではちょっと危険、33角として玉を囲います。57銀22玉79角32金46銀

先手が銀をぶつけたのが疑問手です。前の例のように、46歩54銀引47金などとしていれば。46同銀同角54銀47金42飛

52歩41飛25銀43銀36銀78銀

後手は手持ちの銀を78に打つのは気が引けるのですが、駒得をねらえます。この図の評価値は-252の後手良し。

3例見ましたが、こういう位取りの将棋が好きであれば、後手がまずまずの展開になるでしょう。