名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

SS5-3 相矢倉37銀戦法(58)

95歩84歩の形はもう少し続きます。(これも余計な議論です。)

38飛に24銀ではなく93桂としたら、17桂85桂86銀24銀25桂81飛

この形になるかもしれません。AIに聞くと46角が最善で0付近の互角です。

森内先生は18香か17香か16香かという検討をしています。17香から。97桂成同銀96歩

解説されていないのですが、86銀とかわすと85歩77銀97歩成同桂96歩

98歩25銀同歩86桂

86同歩同歩同銀同角同角同飛87歩97歩成同歩81飛

全部清算して駒の損得はないです。でも右銀の位置が違うから玉の堅さにも攻め駒の数にも違いが出ていますね。この図の評価値は₋101で後手が指しやすいです。18香でも同じくらいでしょう。16香だと27角が両取りになるので後手ペースでしょう。

戻って

96同銀に同香同香27銀39飛28銀不成

28同銀同角成59飛17馬

森内先生は後手優勢としていますが、評価値はまだ-451です。ともあれ26馬とする手がありますから後手有利。

ということで香を上がる位置がどれがいいかですが、18香の場合は

評価値は+12の互角です。

16香の場合は28銀不成とせずに16銀成として

難解だとされているのですが、この図の評価値は+222の先手良しです。35歩、46歩、46桂(34桂同金15香のねらい) 、どれも有力です。

なので比較としては

16香が一番いいということになるのですが、42銀と待たれて

評価値は-15ほど。難しいです。森内先生は46銀と出やすいから、と書いているのですが45歩と突かれて同銀か37銀か、どちらも思わしくはありません。45銀に45歩37銀33桂と進めば

この図の評価値は-201の後手良しです。46銀としなかったら難しいわけですが、どう指したものか。

 

ここまでで加藤流に対して、後手の53銀型の話は終わります。互角の変化も多かったのですが、うまく指せば後手が指しやすいとわかりました。