先手が65歩を突く形の続きです。
後手は33桂とぶつけるのが良い手で、33同桂成同銀上25桂同銀同歩
昨日調べた45歩同銀53桂でも後手有利になります。他の手としては単に53桂。先手は35歩ですが、AIに聞くと35同歩が正しいです。
所司先生の解説では35歩を取らないので先手有利になってしまいます。35同銀65桂66角34歩46銀26桂 (手順としては35歩に65桂66角35歩同銀34歩・・・でも同じ)
この桂は18香を摂ろうというのではなく、38飛の位置を変えようという意味です。縦に逃げると香を取るので、おとなしく68飛ならば45歩同銀44歩36銀37角成
これは36銀が助からないので後手優勢です。
戻って
28飛45歩26飛46歩同歩44歩
じっと守っておいて後手良し。評価値は-243です。駒の損得はありませんが、先手は攻めにくいです。
もっと戻って
26桂も調べてみましょう。これがAIの最善手です。68飛に45桂があるから
というのが理由です。(従来手は45歩同銀53桂ですが、46角とぶつけられて難しいです。ただし解説の手順は先手十分ではなくて後手有利です。) ここで66角は37桂成ですし、わずかに48角38桂成66角37桂成のほうが優るようですが
この図の評価値は-355の後手有利。先手から変化することも難しいです。