
先手の加藤流に対して、後手が右銀の位置を保留して75歩とした場合、75同歩同角35歩同歩同角

73銀46角64角25歩

ここで76歩同金75歩・・・は難しいながら互角でした。先手がこれを嫌うならば

73銀46角64角の時に、76歩と守っておくことです。後手も34歩を打って25歩とすれば

ちょっと穏やかな先後同型になります。後手からすぐに動きにくいので94歩15歩ですが、そこで先攻したいからと74銀を選ぶと

先手は96歩を突いておくのが大きな手です。後手は73桂が形のようでも75歩と突かれて困ります。なので46角同歩75歩

先手が46同歩としているのは、69角の筋を警戒していたからです。75同歩同銀76歩84銀24歩

後手は銀を繰り替えて端攻めをねらってみましたが、先手の反撃のほうが速いです。森内先生は先手有利としていて、評価値では+183の先手ペースです。24同歩は25歩同歩17桂、24同銀は45歩同歩44歩という攻めがあります。
森内先生は代案として、74銀96歩に75歩

を挙げています。64角同歩41角

この銀取りには72飛や92角ではだめそうなので、63角と合わせるしかないです。同角成同銀75歩65歩

これもある、くらいのニュアンスですが、この図の評価値は+203の先手良しです。76金66歩同銀として指せるでしょう。
ということで、先手がやっても同じことですが、74銀 (や36銀) は角が向かい合っている形では良い手ではないようです。ならばとりあえず端を突いて様子見になりそうですが。