先手の工夫です。仕掛ける前に
65歩を突いたらどうか。68角と戻るよりも理にかなっているのですが。所司先生の解説では84角が本手とされているのですが、明日にしましょう。AIに聞くと、33桂のほうが最善です。33同桂成同銀上25桂同銀同歩53桂
解説では53桂ではなくて94桂のほうを、形勢不明だけど65歩が生きると書いています。評価値は-170の後手ペースですが。この53桂の図は評価値は-228の後手良し。65桂や45歩がありますから、先手は指し手が難しいです。
戻って
33桂には15歩同歩35歩同歩同銀
これもあると書いてあります。でもAIに聞くと、25桂同歩35銀同角34歩46角35桂
3筋の攻めを止められるので先手が思わしくないようです。評価値は-295
ということで、65歩には33桂で後手ペースあるいは後手良しです。簡単に結論が出てしまいました。