名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

SS2-1 三間飛車に45歩急戦(15)

仕掛けのところに戻って

55同歩45歩53銀46銀に54銀

これまでは56歩を見てきましたが、この54銀は後手の有力変化です。本筋は55銀同銀同角なのですが、その前に44歩同角56歩と攻めるのを片付けておきましょう。

ここは後手の42飛が好手になって、55歩33角

銀の取り合いは54歩88角成同玉46飛・・・玉型が乱れるので先手自信なし。よって45歩ですが65銀とかわされます。

4,5筋を押さえましたが、玉頭銀が残るのでは不安です。そのけん制で35歩同歩26飛とするのですが (24歩の突き捨ては同角で失敗) 15角

16飛14歩54歩33角

定跡本では後手満足とされています。評価値ではわずかにプラスの互角です。55銀に54銀同銀88角成同玉53歩

先に銀をもらっているのですが。44角54歩11角成33角

33同馬同桂34銀47歩

この辺りの応手が難しいです。47同金46歩57金36角

この図の評価値は0近辺の互角です。58歩15銀33銀成12飛36飛同歩44歩・・・は後手ペース、78金69角成79金同馬同玉が互角だというのですが難しすぎます。先手玉がかなり薄いので、実戦的にはどこかで間違えて後手有利になるでしょう。

早めに24歩を突いておけば先手有利にならないか (42飛の変化が消える) と検討してみたのですが、

24同歩56歩には33桂

55歩65銀45歩62角54歩23飛

歩切れで思わしくないです。評価値は-274

なので途中の55歩では55銀のほうが良いというのですが

1歩得たので、55同銀に45歩、対して47歩の打診が悩ましいです。

47同金も難しいですが、57銀のほうを選ぶと45桂同桂37銀

18飛48歩成同金同銀成同飛42飛

55歩56歩46銀26角47飛57金49飛47歩

こんな進行で玉の堅さに差があるから先手が悪くなっていきます。

ということで

44歩同角56歩の筋は互角、実戦的には後手良しになることがわかりました。明日は55銀以下を見ていきましょう。