名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

SS2-1 三間飛車に45歩急戦(14)

昨日見たように、先手は桂頭をすぐに攻めるわけにはいかないので

ここは35歩同歩26飛ではなくて47銀とするのですが、後手としては、定跡本に21飛56歩24歩のほうが良いと書いてあります。それでも結局後手が苦戦する(から紹介しません)という結論です。AIによるとすぐに24歩のほうが良いのだと修正が入ります。

ここは24同歩と35歩の分岐です。24同歩には(25歩もありますが)26歩同飛25歩

(この25歩のところで、定跡本は15角の筋に触れるのですが苦戦します。) 25同桂は24飛ですから、28飛24飛56銀39角

29飛84角成26歩

2筋の攻防は、互いに同じ筋をやっているので混乱しそうです。74馬57歩26歩25歩21飛

35歩同歩26飛43金35銀36歩

動けばその反動が来ます。36同飛25桂同桂同飛26歩21飛

これくらいの進行で、評価値は+125。なんとか先手ペースというところでしょうか。後手としては桂がさばけたし、馬もできているので十分に戦えます。

有力な変化としては、24歩に同歩ではなくて35歩

35同歩24歩のところで、定跡本は27歩同飛26歩の連打ですが、単に26歩でも

26同飛となるようです。(34歩には24飛があるから。) 定跡本は15角以下後手が苦戦するのですが、AIによると25歩のほうが良いです。先手は飛を引く前に53歩

43金44歩53金を利かして29飛

24飛に35銀と返すのですが、後手も46歩を利かします。

46同銀上45歩55銀21飛

34歩36歩33歩成37歩成42と47と・・・というのは評価値+104の互角です。

途中で45歩の時に55銀ではなくて同桂と取ると

後手は飛を捨てて勝負します。45同桂同銀65桂

56銀には38角なので、24銀57歩成

57同金同桂成58歩47角

27飛26歩37飛36歩

47飛同成桂32飛28飛

42飛成58成桂39銀

綱渡りの受けがあって、68金77玉29飛成

ここまで進んでも評価値は+101、まあ途中互いに変化できるのでしょうが、良い勝負のようです。

 

定跡本で取り上げているのは

25歩ではなくて15角の筋です。16飛57歩成同金14歩

15飛同歩34歩

24飛33歩成28飛成38歩

後手に工夫は見られるのですが、この図の評価値は+345の先手有利。15角の筋は有効打にはなりません。

 

結論として

この42銀という手は、変化が比較的少なく、良い勝負になるようです。後手としては選びやすのではないでしょうか。陣形を低くしておいて、反撃は24歩からの筋1本だけです。