35歩の仕掛けに
35同歩15歩同歩35銀同銀同角
後手の最善は27銀ではないです。ここでは37銀58飛34歩68角
手順としては34歩68角37銀58飛でも同じことになるようですが、34歩に46角のぶつけもあるので、このほうが簡明でしょう。さて所司先生の解説では26銀成も書いてあるのですが互角です。24歩のほうが本手。先手は12歩が工夫で
12同香24角26銀成13歩
先手はどうにか駒損を回避するのですが。13同桂同桂成同香55歩のときに、解説では33銀なのですが、25成銀と引く方が味が良いでしょう。
6筋を攻められそうなのに33銀とするのはおかしな感じですし、成駒は引くのが良い手になることが多いです。(というのが、しゃべらないけれどAIの指摘です。)
46角には35成銀68角24歩
この図の評価値は-355の後手有利。この後は16歩~17歩成とか、84桂~75歩とか。
ちょっと戻って
最初から68角と引けば35桂
この図の評価値は-340の後手有利。47桂成を防ぎにくいです。
後手としては今日の手順を覚えておけば対応できます。
最初のほうのこの図で
評価値は-185、後手ペースですから、先手はもっと工夫が必要です。