昨日の図で
83銀は悪い待ち方だとわかりました。高見先生は51飛37桂42角45歩
これで先手ペースだというのですが、評価値は+91、それほどでもないようです。後手としては65歩から1歩持っておくのが有効です。
また戻って
AIに聞くと、22飛37桂44角同角同歩
この図の評価値は0近辺の互角です。先手が打開しにくい局面のようです。後手の47角に備えなければいけませんし。
この辺りが一直線穴熊の限界なのでしょう。駒の片寄りで攻め駒が足りません。
また、後手は95歩を保留すれば銀冠に組むこともできます。
AIに聞くと、37桂95歩45桂51角38飛33桂
35歩45桂34歩57桂成同金62角
後手は桂角を交換してさばきます。62同角成同飛33歩成56歩67金寄55桂
必然に近い進行のようで、ぱっと見は後手有利ですが。56金47角55金
38角成54金同金55歩同金43と
駒損のようでも先手の攻め駒は5枚もあります。56馬53と32飛63銀
ここまで進んで評価値は+152、先手ペースだけど有利まではいきません。
居飛車穴熊を指すためには、こういった手順が思いつくまで指し慣れなくてはならないです。急戦の定跡を覚える方が、早く有利になるのでわかりやすいと思います。