昨日の続きで
後手が41金54歩の形で待った場合が結構厄介でした。37桂64歩は46銀でなんとかなったのですが、
37桂52金左の場合は話が変わるのです。46歩22飛となると
45歩同歩33角成同桂31角で馬を作るだけでは物足りません。64歩を突いてもらえればその筋がある(向い飛車に対する45歩急戦で出てくる)のですが。手待ちをすればよいとはいえ、はっきりしないです。
戻って
46銀とすると32飛26飛15角
先に32飛と備えられると35歩からは攻めにくく、26飛が必要、でも単に26飛だと15角でけん制される、ということに。26飛の前に16歩も必要です。
32飛16歩64歩26飛とすると45歩が来て
33角成同桂45桂44角。両取り筋が付きまといます。33桂成同飛77角
これで飛の取り合いになって、形勢は互角(評価値はほぼ0)なのです。
なので正解は、52金左には24歩。
24同歩には45桂同歩33角成同桂24飛
桂損でも飛をさばいて先手ペース、と言っても評価値は+120くらいですが。
24歩に同角の場合は
46歩64歩45歩
45歩急戦の24歩同角の場合に限定できるというわけです。
定跡化できたけれど難しいですね。ここまで書いていてやっと気が付きました。
もう1手早く55歩を突けば解決するではないかと。他の定跡を覚えるのも面倒なので、四間飛車には中央位取りだけにしてしまいましょう。