
大山先生の四間飛車に坪内先生は持久戦。

位取り模様ですが、大山先生は74歩と位取りを拒否するのはあったはず。端を突きあったのに穴熊にします。まだ使えるかどうかやってみようと思ったのでしょう。バリエーションが広い方が対策を絞られなくてよい、と思う人です。

坪内先生は角を右に転回しようとして

45歩を見て戻します。43金と替ったので悪くはないです。

やっと玉頭位取りになりました。

これで一応組上がりです。ここから大山先生は左金の移動をするのは定番。

坪内先生の仕掛けですが、これをやるなら76銀のままがよかったでしょう。

角を好点に打ちあい

互いに飛車をかわします。

手筋の歩。68飛を防ぐのと、形を乱す意味です。残れば拠点になります。76銀の形だったら大分違いますね。

横からの攻めに対しては堅さに大きな違いができたので飛車をぶつけます。

坪内先生は香車を取らずに何かなかったのでしょうか。この形で飛車を打たれたらダメでしょう。

この穴熊を攻略するのは困難。坪内先生は粘るしかありません。

桂馬を取るのは受けのためでしたが

馬を切って銀を打ち込まれたら駒を取り返されるのですから望み薄です。

軽い手がありました。同馬は54桂が痛いので受けが無くなります。

大山先生は簡単に寄せてしまいました。
大山先生は連敗でしたが、格下には負けません。少し実験的な指し方でも勝ってしまいます。67歩は良い手筋でした。
#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.23 棋譜ファイル ----
手合割:平手
先手:坪内利幸5段
後手:大山9段
手数----指手--
1 2六歩(27)
2 3四歩(33)
3 7六歩(77)
4 4四歩(43)
5 4八銀(39)
6 3二銀(31)
7 5六歩(57)
8 4三銀(32)
9 5八金(49)
10 4二飛(82)
11 6八玉(59)
12 6二玉(51)
13 7八玉(68)
14 7二玉(62)
15 9六歩(97)
16 9四歩(93)
17 5七銀(48)
18 8二玉(72)
19 6六歩(67)
20 5四銀(43)
21 6八銀(79)
22 5二金(41)
23 6七銀(68)
24 6四歩(63)
25 7七角(88)
26 9二香(91)
27 3六歩(37)
28 3二飛(42)
29 2五歩(26)
30 3三角(22)
31 1六歩(17)
32 1四歩(13)
33 5九角(77)
34 4五歩(44)
35 7七角(59)
36 4三金(52)
37 7五歩(76)
38 9一玉(82)
39 8八玉(78)
40 8二銀(71)
41 7八金(69)
42 7一金(61)
43 7六銀(67)
44 6二飛(32)
45 6七金(58)
46 4二金(43)
47 8六歩(87)
48 5二金(42)
49 8七銀(76)
50 5一金(52)
51 3八飛(28)
52 4四角(33)
53 6五歩(66)
54 7七角成(44)
55 同 桂(89)
56 6五歩(64)
57 4四角打
58 6四角打
59 1八飛(38)
60 1二飛(62)
61 7六金(67)
62 6二金(51)
63 6五桂(77)
64 1五歩(14)
65 同 歩(16)
66 6七歩打
67 8五歩(86)
68 1五飛(12)
69 同 飛(18)
70 同 香(11)
71 同 香(19)
72 5八飛打
73 6六角(44)
74 2八角成(64)
75 6三歩打
76 同 銀(54)
77 8四歩(85)
78 同 歩(83)
79 5一飛打
80 7二銀(63)
81 2一飛成(51)
82 3九馬(28)
83 6九桂打
84 5七馬(39)
85 同 角(66)
86 6八銀打
87 1三角成(57)
88 6九銀(68)
89 7七玉(88)
90 7八銀成(69)
91 同 銀(87)
92 4六歩(45)
93 6七銀(78)
94 5九飛成(58)
95 6三歩打
96 同 金(62)
97 6四歩打
98 6六歩打
99 同 玉(77)
100 6四金(63)
101 5三桂成(65)
102 5七金打
103 4六馬(13)
104 6五歩打
105 投了
まで104手で後手の勝ち