名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

SS4-17 ゴキゲン中飛車に一直線穴熊(1)

ゴキゲン中飛車最後に、居飛車の持久戦について書いて終わりにします。

テキストはいくつかあるのですが、高見泰地先生の「中飛車破り一直線穴熊徹底ガイド」から。なお、先手中飛車に対してはすでに調べています。

初手から、76歩34歩26歩54歩25歩52飛48銀55歩68玉33角78玉62玉58金右

72玉77角42銀88玉82玉66歩

「一直線穴熊」とは言いつつも、66歩~67金は穴熊よりも優先します。72銀67金53銀78金54銀98香

後手としては、先手が穴熊に組み終わる前に動きたくなります。45銀99玉56歩

ここで先手の受け方が悩ましいのですが、高見先生の解説で46歩は疑問手、57歩成同銀56歩68銀引46銀

48飛の返し技はあるのですが、57歩成46飛67と同銀42金

この図の評価値は-64、先手失敗とされています。金銀交換は穴熊の堅さにもかかわるのです。

戻って

68角が正しいとされていて、57歩成同銀56歩48銀

これで大丈夫だとされています。でも評価値は-53、これも失敗なのです。54銀56金55銀

これも金銀交換になりそうですし、と言って54銀に77角55銀

こうなっても、先手は角の動きで手損、その間に後手は銀を良い位置に移動できています。

また戻って

AIに聞くと、68銀57歩成同銀右56歩46銀

銀2枚を使って強く受けます。46同銀同歩57銀58歩

この図の時点で評価値は+135です。46銀成48飛55角65歩

77角成同金上57歩成同歩35角88銀

この手順が独特です。後手の分岐で、42金は36歩57成銀53歩

53同飛35歩48成銀15角

両取りに角を打って先手有利、評価値は+528です。

途中の分岐で

51金左のほうが良いのですが、75角56歩同歩同成銀

36歩26角56金

ここで48角成には53歩と対応します。なので56同飛43飛成58飛成79銀打

この図の評価値は+391の先手有利。

簡単な変化とは言えませんが、うまく指せば先手有利になりやすいです。