名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

SS2-1 三間飛車に45歩急戦(28)

新しい定跡があります。といっても20年ほど前の話ですが、私は詳しくは勉強していませんでした。

これまでは37桂と跳ねていたところを(22飛と備えられて難しかったので) 、5歩を先にしてみます。45同歩に37桂では元に戻ってしまうので55歩。

本手順を追いかけていくと、55同歩37桂56歩

24歩同歩33角成同銀45桂

銀が逃げると24飛で成功です。後手は角を打つのですが、まずは55角から。33桂成同飛24飛

23歩25飛99角成88銀98馬

この時点で評価値は+288で先手良しです。定跡本に書いてある手順は(99銀打にも触れられていて、こちらが優るようですが)22角に46桂

68金寄38桂成47銀48成桂56銀58歩

定跡はここで間違っていて、79金59歩成28飛が正しい(先手有利)ですが、58同金寄同成桂同金と清算しています。そこで57歩、35歩には触れているのですが、AIによると43飛だと。

44銀では42飛で困るので、44歩53飛55歩46金

57銀33桂(同角成には57金が利く)29飛56金同銀45銀

左桂を使われて嫌な感じです。先手の最善の受けは66金46歩57金のようですが、

56銀同金上84香

評価値は-301の後手有利です。

もう一度触れますが、途中のこの図で

79金(あるいは28飛)59歩成28飛としておけば

評価値は+315の先手有利です。後手に左桂を使われることはありません。

37桂を先にする従来の定跡よりも、先手としては希望が持てるでしょうか。