今度は後手からの変化で

先手の25歩が早いから、33銀型を保留して向い飛車にすることはできます。ここから駒組を進めると

33銀型ではなくて、42銀~53銀として下段飛車にする形があります。ここからは片銀冠にする指し方です。先手としてはちょっと面白くないようですが、評価値は+195ですから、悪いことはありません。

この途中で56角を打つのがAIのおすすめで、34歩を取って2筋を攻める手を見ています。評価値では+266で先手有利までもう少し。なのでこの後手の指し方を恐れることはないです。
もっと戻って

先手は78玉とする前に77角を打ちなさいというのが本手です。後手としては33角しかなさそうですが、手損でも33角成同桂として、先ほどの

こういう筋違い角をねらいなさいというのがAIのおすすめです。
(あとはおまけの話です。)従来の指し方では、角を打ち合ったまま駒組を進めて

後手が穴熊にする実戦例もありました。さらに進むと

こんな形で、評価値では+166、先手が悪くはないです。
でも戻って

この辺りで角交換して

こういう図のほうが評価値は高いです。気になるのは14歩16歩69角ですが

48銀58角成68金引49馬67角

馬は消せるので大丈夫。銀は57から48に移動してしまうのですが

59から(様子を見て)68に引き付ける感じです。穴熊よりも銀冠のほうが堅いから先手が指しやすいでしょう。評価値では+201です。
後手としては穴熊にしないほうが良いですが

この図で評価値は+168です。でももう少し積極的な駒組をして

この図ならば評価値は+200くらい。
こういう持久戦でも良いのですが、先手としては後手に33桂型に組ませて56角を打ちたい、後手としては33桂を考えずに(昨日見たような)33銀型での向い飛車のほうが良い、という話です。
全体として先手が25歩を早く突くのは、後手が向い飛車に転じやすくなるので、得策ではないようです。
ここまでで「角道オープン四間飛車j容積ガイド」の確認を終わります。明日からはもう少しこれに載っていない形を調べてみます。