名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

SS1-9 天守閣美濃に藤井システム(13)

最後は後手が54歩を突いて待つ形です。

これが一番難しいようですが、35歩同歩同飛に43銀ならば

34歩22角55歩と攻めます。

先手は1歩はしいわけで、55同歩ならば24歩同歩55角

これが決まると先手有利(評価値は+611)です。23歩31角33歩成の筋と64角がありますね。

後手は55同歩ではまずく、32飛くらい。

でも飛交換は先手が良さそうで、54歩63金56銀54金

後手の最善も難しい手順です。55銀45金38飛85歩同歩86歩同玉36歩

先手玉頭に手がついて、簡単ではありません。24歩同歩54歩52金46銀

46同金53歩成同金23歩31角46歩

49銀の割打ちは先手の飛がさばけることになるので歓迎です。22金があるので34飛ですが41金

角を取れます。63金31金同飛45歩

35飛44歩73桂97桂

こんな戦いで評価値は+181、先手ペースではあります。54銀43歩成同銀11角成33桂77角・・・と続きますが、こんな感じで難しいと理解できていれば良いでしょう。

戻って後手が43銀ではなくて63金と待てば

46銀73桂37桂65歩36飛

昨日も出てきた、35銀~24歩同歩同銀23歩33歩成同桂35銀~34歩の筋をねらいます。

後手の積極策は45歩ですが

この場合は38飛85歩同歩86歩98玉73桂

8筋は互いに嫌味があってイーブンです。34歩88角成同玉の形か、24歩(同歩22歩)の筋を見て先手が指せる(評価値は+410で先手有利)ようです。

 

ということで、藤井システムを回避して、天守閣美濃にするのはかなり有力な作戦です。四枚美濃を目指すのではなくて右46銀急戦をみるのが、今のAIの時代らしいところです。明日からは後手番でも使えるかどうか見ていきたいと思います。