名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

大山将棋研究(660);四間飛車に中央位取り(森安秀光)

☆ 昨日の復習

後手番大山先生の次の手は?


☆ 今日の棋譜20171002
昭和57年6月、森安秀光先生と第21期十段戦です。

森安先生の四間飛車に大山先生は中央位取りです。

急戦はうまくいかない(ということになっている)ので、銀で歩を交換して金銀を繰り出して厚く構えるのですが

27銀を見て歩を合わせました。65同歩同桂68角56歩同銀88角成65銀同銀77角、というのが反撃の手順ですが、すそ開きでは指せません。

8筋を謝らせればとりあえず言い分は通りました。

森安先生の35歩というのが新しい感覚です(古い時代の話ですが)。

33をたたいて

桂を跳ねてまたたたきます。

ずいぶん気持ちよく攻めていますが、56同銀同金77角成で、64飛に44馬、77同桂に63銀とか、歩切れということもあり大変そうです。47金が離れて行くと36桂の傷もあり、仕方なさそうですが攻め急ぎなのだと思います。

大山先生は66歩から大事を取ったので、歩を補充されて33歩が入り

また強くさばかれました。こういう手が成立するようになると形勢が悪化しています。

55銀打に73銀、飛車を取られるとすぐに寄せられてしまいます。これでは55銀打が1手パスみたいなもので

森安先生の気持ちの良い手が続きます。

飛角の取り合いからここに角を打ったほうが得なんですか。

63歩の受けに53歩はきつそうです。62金には32歩成同玉33銀~43角成、そういう意味だったのですね。

角を取られても32歩成が利いて

飛を取っての投了図。

森安先生の快勝譜、ですが攻める途中は怪しいところがあったと思います。銀冠か高美濃で35歩と突き捨てる筋は覚えておきましょう。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.31 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:森安秀光8段
後手:大山王将
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 6六歩(67)
4 8四歩(83)
5 7八銀(79)
6 6二銀(71)
7 6八飛(28)
8 4二玉(51)
9 4八玉(59)
10 3二玉(42)
11 3八銀(39)
12 5二金(61)
13 3九玉(48)
14 1四歩(13)
15 1六歩(17)
16 5四歩(53)
17 5八金(69)
18 5三銀(62)
19 4六歩(47)
20 5五歩(54)
21 6七銀(78)
22 5四銀(53)
23 3六歩(37)
24 4二銀(31)
25 4七金(58)
26 7四歩(73)
27 2八玉(39)
28 8五歩(84)
29 7七角(88)
30 6四歩(63)
31 9八香(99)
32 9四歩(93)
33 9六歩(97)
34 7三桂(81)
35 6九飛(68)
36 5三銀(42)
37 2六歩(27)
38 4二金(41)
39 3七桂(29)
40 6五歩(64)
41 同 歩(66)
42 同 銀(54)
43 6六歩打
44 5四銀(65)
45 2七銀(38)
46 6五歩打
47 3八金(49)
48 6六歩(65)
49 同 角(77)
50 8六歩(85)
51 同 歩(87)
52 同 飛(82)
53 8八歩打
54 6四銀(53)
55 5六歩(57)
56 8二飛(86)
57 3五歩(36)
58 同 歩(34)
59 5五歩(56)
60 6五銀(54)
61 7七角(66)
62 7五歩(74)
63 3三歩打
64 同 角(22)
65 4五桂(37)
66 5五角(33)
67 3三歩打
68 同 桂(21)
69 同 桂成(45)
70 同 金(42)
71 4五桂打
72 3四金(33)
73 5六銀(67)
74 6六歩打
75 7五歩(76)
76 4四角(55)
77 3三歩打
78 4二玉(32)
79 6五銀(56)
80 同 桂(73)
81 6六飛(69)
82 5五銀打
83 7三銀打
84 8一飛(82)
85 6四銀(73)
86 同 銀(55)
87 8六飛(66)
88 8五歩打
89 4四角(77)
90 8六歩(85)
91 5四角打
92 6三歩打
93 5三歩打
94 4四金(34)
95 3二歩成(33)
96 5一玉(42)
97 7二銀打
98 5四金(44)
99 8一銀(72)
100 投了
まで99手で先手の勝ち