名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

大山将棋研究(495);三間飛車に急戦

☆ 昨日の復習

後手番大山先生の次の手は?



☆ 今日の棋譜
昭和54年10月、加藤一二三先生と第12回連盟杯争奪戦です。


加藤先生相手なので大山先生は先手三間飛車

定跡どおりを嫌って47銀は変わった指し方です。

これですぐの仕掛けは封じました。

加藤先生は44銀から中央の歩を交換する、古い指し方で

7筋に手を付けて

これで一段落。

後手は54銀は好形ですが、63の金が不満。先手は美濃囲いではなくて木村美濃ですから、互いに妥協した感じです。

大山先生の26角に86歩同歩88歩で戦いが始まりました。

63金の形をとがめて、桂と香の取り合いです。

大山先生は取った香の使い道があり

手順に と金から銀を逃げるという手の調子が良く、やや有利です。

飛車を追い、金を吊り上げて

単純な感じですが、銀がさばけます。

金を手に入れて竜をしかりつけるのも好調子。

加藤先生はうまく と金を使う展開になればよいのですが

玉頭を攻められて棋勢は好転しません。

急所の角打ちで大山先生が優勢。

投了図。

加藤先生としては と金を2枚作ったのですが、うまく使えませんでした。大山先生の指し手がうまく、特別な好手があるというわけでもないのですが、良さそうな手を積み重ねて、わかりやすく優勢にもっていきます。
先手をもって並べてみてください。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.30 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山十五世名人
後手:加藤一二三王将
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 8四歩(83)
3 7八飛(28)
4 8五歩(84)
5 7七角(88)
6 3四歩(33)
7 6六歩(67)
8 6二銀(71)
9 6八銀(79)
10 4二玉(51)
11 4八玉(59)
12 3二玉(42)
13 3八玉(48)
14 7四歩(73)
15 5八金(69)
16 5二金(61)
17 2八玉(38)
18 5四歩(53)
19 3八銀(39)
20 4二銀(31)
21 5六歩(57)
22 6四歩(63)
23 1六歩(17)
24 1四歩(13)
25 4六歩(47)
26 9四歩(93)
27 4七銀(38)
28 7三桂(81)
29 8八飛(78)
30 5三銀(62)
31 6七銀(68)
32 4四銀(53)
33 3八金(49)
34 5五歩(54)
35 3六歩(37)
36 6三金(52)
37 6八飛(88)
38 5六歩(55)
39 同 銀(67)
40 7五歩(74)
41 6七銀(56)
42 7六歩(75)
43 同 銀(67)
44 7五歩打
45 6七銀(76)
46 8四飛(82)
47 6九飛(68)
48 7四飛(84)
49 5九角(77)
50 5三銀(44)
51 9八香(99)
52 5四銀(53)
53 2六角(59)
54 8六歩(85)
55 同 歩(87)
56 8八歩打
57 7一角成(26)
58 8九歩成(88)
59 5五歩打
60 同 銀(54)
61 8一馬(71)
62 5二金(41)
63 9一馬(81)
64 7六歩(75)
65 5七香
66 7七歩成(76)
67 5五香(57)
68 同 角(22)
69 5六銀(67)
70 2二角(55)
71 9二馬(91)
72 7六飛(74)
73 7四歩打
74 同 金(63)
75 4五銀(56)
76 8八と(89)
77 4八金(58)
78 5七歩打
79 5四銀(45)
80 6八と(77)
81 5三歩打
82 同 銀(42)
83 6三銀打
84 同 金(52)
85 同 銀成(54)
86 4二銀(53)
87 6八飛(69)
88 7九飛成(76)
89 6九金打
90 7六龍(79)
91 5三歩打
92 7一桂打
93 8一馬(92)
94 6三桂(71)
95 同 馬(81)
96 5一香打
97 5二歩成(53)
98 同 香(51)
99 同 馬(63)
100 4一銀打
101 6三馬(52)
102 8七と(88)
103 2六香打
104 3三角(22)
105 3五歩(36)
106 同 歩(34)
107 4五桂打
108 5二銀打
109 3三桂成(45)
110 同 桂(21)
111 5六角打
112 3一桂打
113 7四角(56)
114 6三銀(52)
115 同 角成(74)
116 7七と(87)
117 2一銀打
118 投了
まで117手で先手の勝ち