2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
先手番灘先生の手を考えます。 第1問 最善かどうかわかりませんが、ここでこんな手を指すとは。 A 58玉 B 66歩 C 36歩 第2問 こんな手で先手有利になるとは思いませんでした。 A 37桂 B 53金 C 64歩 第3問 寄せに入る手順です。 A 44香 B 45香 C 64角 第4問 …
今日の棋譜20210717 昭和34年3月、灘蓮照先生と第8回NHK杯決勝です。 大山先生の四間飛車ですが、54歩と78銀の交換が入っています。 灘先生は引き角で2筋をねらいます。43銀24歩同歩同角22飛33角成(王手)同桂22飛成があるので、2筋は受からない形です。 大…
下手の高島先生の手を考えます。 第1問 平手ならばこれからですが、香落ちなので手があります。 A 77角 B 77桂 C 13角 第2問 大山先生の82玉も良い手ですが。 A 15歩 B 36馬 C 45歩 第3問 嫌なところを突かれました。 A 74同歩 B 77金 C 58金 第4問 銀を取ら…
今日の棋譜20210716 昭和34年3月、高島一岐代先生と第8期王将戦第6局、2回目の半香の香落ち上手番です。 高島先生はまたも三間飛車を選びます。 大山先生は63金を急いでから四間飛車に。どうせなら後で移動するのだから向い飛車にしておけば良いのにと思いま…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 駒得で有利、それを手堅く広げていきます。 A 11と B 23飛成 C 54同歩 第2問 手堅く守ります。 A 88桂 B 75香 C 86金 第3問 ここだけは間違えてはいけません。 A 61と B 95金
今日の棋譜20210715 昭和34年3月、花村元司先生と第18期A級順位戦です。 花村先生のほうが四間飛車です。 大山先生は中央位取り。 居飛車の急戦はうまくいかないのですが、花村先生は中飛車へ。何かねらっています。 16歩に74金、これは玉頭金(銀ではない)…
後手番灘先生の手を考えます。 第1問 これは駒損で後手が困った、ではないです。先手は歩切れで攻めにくいのです。 A 53角 B 41桂 C 37歩成 第2問 後手の駒得ですから、反撃は厳しくなっています。 A 65歩 B 85歩 C 87歩 第3問 先手の角筋が厳しいようですが…
今日の棋譜20210714 昭和34年3月、灘蓮照先生と早指し王位戦三番勝負第3局です。 灘先生は後手番でも中央の位を取ります。 この中飛車はゴキゲン中飛車の源流になるのでしょう。34飛に56歩から攻められても先手よし、というのが柿沼さんの本にありました。 …
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 少し駒得なので受けます。 A 21桂 B 44角 C 43桂 第2問 あわてないのが良いです。 A 47馬 B 45同馬 C 25馬 第3問 ここも当然に。 A 65桂 B 41桂 C 34馬
今日の棋譜20210713 昭和34年3月、高島一岐代先生と第8期王将戦第5局です。半香の平手番なので高島先生の先手、ここで勝てば2回勝った(3つ負け越しを解消した)ということで終りでしょう。 高島先生は矢倉を選びます。 64歩と56歩の対抗ですが 後手の54銀を…
先手番灘先生の手を考えます。 第1問 すぐにでも動きたいところではありますが。 A 57角 B 36歩 C 26歩 第2問 手筋の歩を打たれました。 A 48同飛 B 48同玉 C 24歩 第3問 これで盤石です。 A 54銀 B 79歩 C 38玉
今日の棋譜20210712 昭和34年2月、灘蓮照先生と早指し王位戦三番勝負第2局です。 灘先生の8筋を受けない中央位取りです。 一時期流行していたのですが、久しぶりに出てきました。横歩を取られるので先手としては面白くないですが、 77角74飛66角、86飛や84飛…
9月の予定が決まりました。 第219回は 壱7月3日(土)R1800点以上 定員上限34 *開催済み 弐7月18日(日)R1800点以下 定員上限46 **駐車場注意 第220回は 壱8月1日(日)R1800点以上 定員上限34 弐8月8日(日)R1800点以下 定員上限46 第221回は 壱9月23…
下手の高島先生の手を考えます。 第1問 ちょっと嫌な形ですが、対応できました。 A 66角 B 58歩 C 55歩 第2問 攻め駒が足りないのですが、腕の見せ所です。 A 84角 B 45飛 C 63歩 第3問 これも手筋です。 A 54金 B 63歩 C 73歩 第4問 この手で投了でした。 A…
今日の棋譜20210711 昭和34年2月、高島一岐代先生と第8期王将戦第4局です。本局は香落ち、3つ勝ち星に差がつくと差し込みなのでした。3連敗で半香、連敗したら完全に香落ちになるのでしょう。第5期では大山先生が5連敗していて、時の名人だったので升田先生…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 銀の逃げ方が3通りで正解は一つです。 A 75銀 B 77銀 C 57銀 第2問 銀取りが残って忙しいですが。 A 75銀 B 63金 C 72金 第3問 粘られたようでも、よく見れば簡単です。 A 12同馬 B 22馬 C 42銀
今日の棋譜20210710 昭和34年2月、灘蓮照先生と早指し王位戦三番勝負の第1局です。準タイトル戦で、大山先生が保持して挑戦を受けます。 灘先生の振り飛車模様でしたが84歩を突いて 相矢倉になります。 先手の早囲いに対して端の位を取るというのは現代感覚…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 難しいところですが、利かしておきます。 A 25同歩 B 22飛 C 57歩 第2問 桂得ですが、有利でもありません。先手から34歩の取り込みが来ます。 A 45桂 B 65銀 C 44金 第3問 76桂を取られる前に動きます。 A 65歩 B 65金…
今日の棋譜20210709 昭和34年2月、二上達也先生と第8回NHK杯です。 大山先生はいつもの四間飛車です。 中央位取りを拒否した54歩でしょうか。四間飛車では珍しいです。玉頭位取りに対抗しにくくなっているのではないかと思うのですが。 二上先生は右46銀の急…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 後手の攻め筋を消して指します。 A 74同歩 B 66金 C 55歩 第2問 桂得で有利ですが、ちょっと工夫しておきます。 A 51飛成 B 52飛成 C 64角 第3問 取り方は3通り。結果は大きく変わります。 A 77同玉 B 77同金 C 77同桂
今日の棋譜20210708 昭和34年2月、高島一岐代先生と第8期王将戦第3局です。 高島先生は阪田流向い飛車にするのでしょうか。大山先生も時々この指し方をするので、角を交換したらどうするのかを知りたいのですが、 大山先生は角交換せずに中央位取りです。 高…
後手番大山先生の手を考えます。 第1問 後手十分なのでどれも選んでも良いですが、大山先生らしいのは? A 66歩 B 75歩 C 52銀 第2問 これで決まりです。 A 67金 B 57角成 C 67桂成
今日の棋譜20210707 昭和34年1月、高島一岐代先生と第8期王将戦第2局です。 高島先生の先手で矢倉です。 64歩と56歩の対抗で 37銀は当時まだ珍しかったと思います。 早繰り銀から35歩の仕掛けはまあまあでしょう。でも35同歩に 同銀34歩だと24歩は利きません…
先手番加藤先生の手を考えます。 第1問 2歩持っているので動きやすいです。ここに目を付けました。 A 35歩 B 46角 C 75歩 第2問 歩切れにしてしまいましたが、継続手があります。 A 74銀 B 34銀 C 23銀 第3問 これで後手玉は寄り筋です。 A 61角 B 64角 C 24…
今日の棋譜20210706 昭和34年1月、加藤一二三先生と第18期A級順位戦です。 大山先生の四間飛車です。 加藤先生は中央位取り、 持久戦タイプです。 54歩に25歩が利くかどうかは怪しいかもしれませんが(55歩同銀もたいしたことはないか) 33角に54歩同銀55歩63…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 後手の34桂は好打ですが、先手も対抗できます。 A 35桂 B 45桂 C 37桂 第2問 この金打は厳しくありません。 A 46桂 B 43桂成 C 24歩
今日の棋譜20210705 昭和34年1月、高島一岐代先生と第8期王将戦第1局です。 大山先生の四間飛車です。 高島先生は中央位取り。 急戦のようですが、 65歩からの攻めはうまくいかないです。それにしても大山先生が5筋の歩を交換しようというのは大胆です。カウ…
先手番大山先生の手を考えます。 第1問 単純なねらいです。 A 52銀 B 84角 C 82角 第2問 48と を取っておくのが普通ですが。 A 42同飛成 B 22金 C 53金 第3問 先手玉は27銀同金58飛から詰めろになっています。 A 27銀 B 23馬 C 24銀
今日の棋譜 昭和34年1月、五十嵐豊一先生と第18期A級順位戦です。 大山先生の四間飛車です。 五十嵐先生は急戦ですが 1筋の位を取ってから(先手が9筋の位を取っているので)右64銀の急戦です。 やっと72飛ではなくて75歩、定跡ができてきました。 56歩に55歩…
本日は第219回名南将棋大会(壱)を行いました。結果速報です。 A級優勝 前川海里さん B級優勝 丹羽拓郎さん C級優勝 荒木昭一さん 近藤悟さん 北爪邦治さん D級優勝 髙木弘志さん 柿田昌美さん 優勝された方々おめでとうございます。 参加された皆様ありがと…