名将会ブログ

名将会(旧名南将棋大会)のブログです。名古屋で将棋大会を開いています。

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

升田将棋問題集20221115

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 後手の形勢は悪く、勝負手の必要があります。 A 57と B 58金 C 59角成 第2問 応手は3通り。消去法で考えます。 A 23同玉 B 23同飛成 C 23同金 第3問 地味な好手です。 A 47金 B 47馬 C 33銀 第4問 平凡に攻めるよりも…

升田将棋研究(166);相掛り(清野静男)

今日の棋譜20221115 1952年、対局日不明で棋戦名も不明ですが、清野静男先生と対局です。 清野先生の先手で相掛りです。 棒銀はプロでは珍しいのですが、現代になって見直されたのをご存じの方もいるでしょう。清野先生は独特な戦型を好みました。すぐに25銀…

升田将棋問題集20221114

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 何か手を作れそうな局面です。 A 55角 B 45歩 C 64歩 第2問 76歩同金としたので、これが継続手です。他の手でも良さそうですが。 A 75歩 B 27銀 C 67歩 第2問 この手で先手が受けにくい形になります。 A 93桂 B 84銀 C…

升田将棋研究(165);相掛り(五十嵐豊一)

今日の棋譜20221114 1952年、対局日不明、棋戦名も不明ですが、五十嵐豊一先生との対局です。 五十嵐先生の先手で相掛りです。 浮き飛車に引き飛車 新旧対抗という組み合わせ。 升田先生の44角はちょっと珍しい手ですが、 28飛に88角成というのは、先手の飛…

1月の予定

来年1月の予定が決まりました。 第236回 壱12月17日(土)R1800点以上 弐11月27日(日)R1800点以下 第237回 壱1月29日(日)R1800点以上 弐1月22日(日)R1800点以下 プラスマイナス100点までは参加してよいです。つまり壱は1700点以上、弐は1900点以下です…

第235回名南将棋大会(壱)結果速報

本日は第235回名南将棋大会(壱)を開催しました。結果速報です。 A級優勝 前川海里さん 村山周平さん 古野知典さん B級優勝 青木一さん C級優勝 丹羽拓郎さん D級優勝 櫻井秀哉さん 葛西直樹さん E級優勝 荒木昭一さん 本郷聰弘さん 天野一雄さん(写真なし) F…

升田将棋問題集20221113

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 これで後手有利がはっきりします。 A 58歩 B 39銀 C 49角 第2問 この利かしが入ります。 A 56歩 B 76歩 C 78歩 第3問 もう少しで寄せ切れます。 A 58成銀 B 79同竜 C 78銀成

升田将棋研究(164);急戦矢倉(丸田祐三)

今日の棋譜20221113 1952年、対局日不明、棋戦名も不明ですが、丸田祐三先生との対局です。 丸田先生の先手で矢倉です。この年は矢倉が流行しているようですね。 相矢倉では46歩を突く方が古い形で(歴史的には56歩のほうが先なのですが)、銀矢倉を目指します…

升田将棋問題集20221112

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 攻めてしまえば後手有利になります。 A 45銀右 B 62飛 C 68歩 第2問 強く切り返します。 A 49金 B 55飛寄 C 55飛成 第3問 これが投了図ですが、この後の寄せを読んでください。

升田将棋研究(163);四間飛車に急戦(板谷四郎)

今日の棋譜20221112 1952年、対局日不明で板谷四郎先生と九段戦です。 板谷先生の先手で76歩84歩56歩85歩77角34歩55歩という進行、中央の位を取りました。ここから居飛車にする将棋も古い時代にはありましたが、 左銀で位を確保して 42玉66歩64歩68飛。四間…

升田将棋問題集20221111

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 後手良しなのですが、急がない方が良いようです。 A 35銀打 B 44歩 C 52飛 第2問 しっかり面倒を見ます。 A 13歩 B 31玉 C 45香 第3問 先手に54香とされると詰めろなので後手玉は2手すきです。王手か詰めろを続けたい…

升田将棋研究(162);相掛り(松田茂役)

今日の棋譜20221111 1952年、対局日不明で松田茂役先生と順位戦です。 松田先生の先手で相掛りです。 浮き飛車と引き飛車 新旧対抗。よくある組み合わせです。 後手の64銀を見て角を交換するのは無難な指し方です。手損だけど「角交換に5筋を突くな」なので…

升田将棋問題集20221110

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 攻めの構想は? A 65歩 B 62飛 C 62銀 第2問 忙しい局面ですが、先に1枚(43銀同金52と)もらっているから、手を選べます。 A 65銀 B 67銀打 C 33金右 第3問 受けるか攻めるか。 A 41金 B 33角 C 77歩

升田将棋研究(161);相矢倉(高島一岐代)

今日の棋譜20221110 1952年、対局日不明で棋戦名も不明ですが、高島一岐代先生との対局です。 高島先生の先手で矢倉です。 現代だと57銀は凝った作戦です。急戦矢倉にするならばまだわかるのですが、 46歩を突いてゆっくり。 79~68~59~37で4手掛けて37角…

升田将棋問題集20221109

先手番升田先生の手を考えます。 第1問 受けの手筋です。 A 76歩 B 76銀 C 74銀 第2問 駒損ですが、取り返せます。 A 65桂 B 46桂 C 76銀

升田将棋研究(160);相矢倉(原田泰夫)

今日の棋譜20221109 1952年、対局日不明で原田泰夫先生と順位戦です。 升田先生の先手で矢倉です。 46歩を突いて 腰掛け銀、とは相矢倉の場合には言わないです。原田先生の64銀は早繰り銀と言ってよいのですが、これも相矢倉の場合は言わないです。 升田先生…

升田将棋問題集20221108

先手番升田先生の手を考えます。 第1問 一番多い定跡の手。知らないと指せません。後に別の手も指されました。 A 32飛成 B 35飛 C 36飛 第2問 後手の64金は質駒になったので、動きやすい局面です。 A 22歩 B 25歩 C 34歩 第3問 細い感じがしますが、先手の攻…

升田将棋研究(159);横歩取り(板谷四郎)

今日の棋譜20221108 1952年、対局日不明で板谷四郎先生と九段戦です。 升田先生の先手で、後手が23歩を打つのは横歩取らせです。 34飛88角成同銀25角32飛成というのが定跡手順。木村義雄先生が「横歩取り三年の患い」とうそぶいて横歩を取って星を稼いでいた…

升田将棋問題集20221107

先手番升田先生の手を考えます。 第1問 飛取りをどうするか。 A 18飛 B 15飛 C 88玉 第2問 平凡な手ですが、これで攻めが続きます。 A 77桂 B 62角成 C 62馬 第3問 ここからの手順がぴったりです。 A 15金 B 15歩 C 15飛

升田将棋研究(158);相掛り(木村義雄)

今日の棋譜20221107 1952年、対局日不明で木村義雄先生と。特別対局とあります。 升田先生の先手で相掛りです。 浮き飛車と引き飛車、新型の46歩に 木村先生は44歩~43金右。珍しい指し方です。 矢倉に対して、升田先生は腰掛銀で攻める形を作ります。 けん…

升田将棋問題集20221106

先手番塚田先生の手を考えます。 第1問 先手がやや苦しいのですが、この構想が間に合いました。 A 86歩 B 65歩 C 55同歩 第2問 局面が落ち着けば駒は取り返せます。 A 93歩成 B 86歩 C 77桂 第3問 この手で寄せ合い有利でしょう。 A 41飛 B 25歩 C 41角 第4…

升田将棋研究(157);相雁木(塚田正夫)

今日の棋譜20221104 1952年、対局日不明で塚田正夫先生と順位戦です。(対局日不明の対局のほうが先に表示されるのですが、時系列ではもっと後のはずです。) 塚田先生の先手で相掛りです。 互いに引き飛車で 両者旧型、 塚田先生が雁木を選べば 升田先生も雁…

升田将棋問題集20221105

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 これで後手十分でしょう。 A 66歩 B 64銀 C 75歩 第2問 自然に攻めても良さそうですが、その前に一工夫。 A 76歩 B 35歩 C 67歩 第3問 もういけいけどんどんです。 A 66角 B 77桂成 C 75銀 第4問 駒損ですが、この手が…

升田将棋研究(156);角換わり腰掛け銀(木村義雄)

今日の棋譜20221105 1951年12月、木村義雄先生と王将戦第2局です。 木村先生の先手で角換わりです。 腰掛け銀に進むのですが 後手の升田先生は腰掛銀にしない待機策を取ります。これが最初の角換わり腰掛け銀ブームを終わらせたのです。 飛を移動して手待ち…

升田将棋問題集20221104

先手番升田先生の手を考えます。 第1問 升田先生の勝負手があります。案外に先手が良いのか? A 86同歩 B 59金 C 24銀 第2問 受けはこれしかないです。 A 75銀 B 75金 C 75歩 第3問 3手前の94歩が後手のポカで、これで先手の勝ちです。 A 62同飛成 B 96歩 C 6…

升田将棋研究(155);急戦矢倉(木村義雄)

今日の棋譜20221104 1951年12月、木村義雄先生と王将戦第1局です。 升田先生の先手で矢倉です。 またも57銀型から急戦矢倉か。 だけど矢倉に入ったので急戦矢倉でもないような。 木村先生も右銀を使います。 相矢倉の場合は46銀や64銀を早繰り銀とは呼ばない…

第235回名南将棋大会(弐)結果速報

本日は第235回名南将棋大会(弐)を開催しました。結果速報です。 陽気のせいか、二歩や王手見逃しが多く出ました。最後の対局で1手頓死も。私も準王手飛車をうっかりして、純粋王手飛車で勝ちましたし。みんなおかしな日でした。4連勝は一人、なので優勝者多…

升田将棋問題集20221103

後手番升田先生の手を考えます。 第1問 この24歩を無視して攻めます。かなり怖いですが。 A 57歩成 B 58銀 C 57金 第2問 寄せとしてははこれしかないか。その応手を先手が間違えて逆転します。 A 66銀 B 67銀 C 67金 第3問 まだ後手玉は詰まないですが。 A 2…

升田将棋研究(154);相矢倉(大山康晴)

今日の棋譜20221103 1951年11月、大山康晴先生と王将戦です。(時系列では塚田先生との王将戦プレーオフよりも前のはず。) 大山先生の先手で矢倉です。 一時的ですが、57銀53銀型が流行しているようです。 急戦矢倉にはならず、ほぼ先後同型が続きます。総矢…

升田将棋問題集20221102

先手番升田先生の手を考えます。 第1問 後手には馬取りと49金のねらいがあり、受けにくそうですが。 A 67歩 B 76銀 C 87馬 第2問 ずいぶん怖い図なのですが、これでなんとかなっていると。 A 36角 B 56竜 C 69歩 第3問 今度は升田先生が攻める番です。 A 54…